『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

馳 星周 (はせ せいしゅう)

掲載作品数
4 作品
最高順位
第 18 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

容赦ない人間描写と圧倒的な疾走感で日本のノワール小説の金字塔を打ち立てた巨匠です。裏社会の過酷な現実や底知れない孤独を生きる者たちのドラマを骨太な筆致で描き出し、人間の業の深さと絆の尊さで読者の心を激しく揺さぶります。

🏆 代表作
蒼き山嶺

蒼き山嶺 ➔

残雪に覆われた白馬岳の過酷な峰々を舞台に、元山岳遭難救助隊員の得丸志郎は、大学時代の山岳部同期である公安刑事・池谷博史と運命的な再会を果たす。折しも警察組織から追われる身となっていた池谷は、逃走のための山越えガイドを強要するため、かつての友人に冷徹な銃口を突きつける。厳しい検問が敷かれた白馬の山岳地帯を舞台に、極限のサバイバルと隠された過去の因縁が絡み合う中、容赦のない追撃と予測不能の心理戦が幕を開ける。

💡 おすすめポイント・見どころ

大自然の圧倒的な美しさと残酷なまでの厳しさを背景に、人間の剥き出しの執念を描き切った山岳サスペンス。かつての仲間同士が銃を向け合う緊張感は、ページの隅々にまで張り詰めた冷気を漂わせます。一歩足を踏み誤れば命を落とす過酷な山岳描写のリアリティと、公安組織の陰謀が絡み合う重層的なプロットが見事に融合。自然の驚異と人間の業が激しくぶつかり合う、圧倒的な熱量を帯びた骨太なドラマです。

代表作・シリーズ
  • 少年と犬(2020年)
  • 夜光虫(1998年)
  • 不夜城(1996年)
主な受賞歴
  • 2020年 第163回直木賞受賞(『少年と犬』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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