『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

林 泰広 (はやし やすひろ)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 33 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

泡坂妻夫にその才能を見出され、鮮烈なデビューを飾った本格ミステリ作家です。論理の妙を尽くした精緻なプロットと、知的興奮に満ちた謎解きで読者を魅了し、長年の沈黙を経て発表された作品群でも色褪せぬ本格へのこだわりと独自のユーモアを湛えた作風で根強い人気を誇っています。

🏆 代表作
オレだけが名探偵を知っている

オレだけが名探偵を知っている ➔

事故に遭い手術を受けた新川綾には、幼い娘・青葉がいるものの、夫である昭男は仕事で全く連絡が取れない。青葉の叔父である秋山礼人は、昭男が重役を務める会社へと赴くが、社長は連絡を頑なに拒絶する。絶対的独裁者である会長の命令により、会社の地下にある巨大な密室迷宮で何らかの極秘裏の計画が進行中であり、昭男はその深部にいるという。やがて突入した地下のコンテナから発見されたのは、五人の遺体と、外側から鍵がかけられた密室の唯一の生存者であった。この不可解な事件の真相を解明すべく、秋山は独自の再検討に乗り出す。

💡 おすすめポイント・見どころ

巨大企業の地下に隠された迷宮と、幾重にも張り巡らされた密室トリックが読者を圧倒的な迷宮へと誘う野心作。次々と明かされる事実がこれまでの前提を覆していく、まさにトリッキーな罠が連続する構成に圧倒されます。理詰めの謎解きと、人間の欲望が渦巻く組織の不気味さが絶妙にブレンドされており、ページをめくるごとに深まる謎に頭がくらくらするほどの興奮を覚えます。真相が判明した瞬間に訪れる圧倒的な呆然感は、ミステリー好きなら見逃せない体験です。

代表作・シリーズ
  • 魔物が書いた理屈っぽいラヴレター(2022年)
  • オレだけが名探偵を知っている(2020年)
  • 分かったで済むなら、名探偵はいらない(2017年)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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