『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

平石 貴樹 (ひらいし たかき)

掲載作品数
3 作品
最高順位
第 10 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

文学的な香りと緻密な謎解きが見事に融合した、知的で深みのある推理小説を紡ぎ出す作家です。卓越したアメリカ文学の素養に裏打ちされた洒脱な筆致と、人間の心理の機微を丁寧にすくい上げる作風は、本格ミステリ愛好家から高い信頼と評価を獲得しています。

🏆 代表作
潮首岬に郭公の鳴く

潮首岬に郭公の鳴く ➔

函館の著名な岩倉家の三女が忽然と行方を絶ち、海岸の遺留品の近くから血糊のついた鷹のブロンズ像が見つかる。それは家にあって芭蕉の短冊額の句に見立てられたものだった。やがて三女の遺体が発見されるものの犯人の手掛かりは掴めず、事件はさらに予期せぬ展開へと加速していく。美しくも残酷な俳句の暗号が、隠された人間の狂気と秘密をあぶり出していく。

💡 おすすめポイント・見どころ

芭蕉の句に見立てられた連続殺人と、函館の冷徹な空気感が織りなす本格本格推理の重厚な一冊。美しい俳句の裏側に隠された凄惨な意図と、幾重にも張り巡らされた伏線が読者を煙に巻く。事件の背後にある一族の因縁や人間の業が、静謐な筆致で丹念に描き出されており、謎解きとしての完成度も抜群の読み応え。

代表作・シリーズ
  • 立待岬の鷗が見ていた(2020年7月)
  • 潮首岬に郭公の鳴く(2019年10月)
  • 松谷警部と向島の血(2016年9月)
主な受賞歴
  • 1983年 すばる文学賞(『虹のカマクーラ』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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