『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

平山 夢明 (ひらやま ゆめあき)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 29 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

人間の心の深淵に潜む狂気や恐怖を圧倒的な臨場感と独自の筆致で描き出す、日本を代表するホラー・エンターテインメント作家です。底知れぬ悪意と哀しみが交錯する強烈な物語で、読者に忘れられない衝撃を与え続けています。

🏆 代表作
デブを捨てに

デブを捨てに ➔

借金まみれの主人公がわけのわかぬままデブを黄色いスパイダーに乗せて北へ向かう表題作をはじめ、極限のシュールな状況を描く。コンビニでキャラメルをくすねて警察ではなく理不尽な暴力を課される男や、三十五年ぶりに届いた手紙をきっかけに異常な大家族の番組収録に巻き込まれる男たちの姿を追う。乾いたユーモアとエッジの効いた表現で泥沼の日常を疾走する、平山夢明の真骨頂たる最悪劇場の全四編。

💡 おすすめポイント・見どころ

人間が直面する最も不条理で最悪な局面を、圧倒的なブラックユーモアと狂乱のスピード感で描き切る短編集です。乾いた笑いの裏側に潜む人間の業と狂気が、容赦ない筆致で読者の脳裏に焼き付きます。綺麗事一切なしのドロドロとした日常を凄まじい熱量で疾走する文章は、読む者の感覚を根底から揺さぶる強烈なインパクトを放ちます。優等生的な小説では物足りないエンタメ飢餓層にこそ突き刺さる、刺激に満ちあふれた危険な一冊です。

代表作・シリーズ
  • ダイナー(2009年)
  • 独白するユニバーサル横メルカトル(2006年)
主な受賞歴
  • 2011年 第13回大藪春彦賞(『ダイナー』)
  • 2011年 第28回日本冒険小説協会大賞(『ダイナー』)
  • 2006年 第59回日本推理作家協会賞短編部門(『独白するユニバーサル横メルカトル』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

▲