『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

七河 迦南 (ななかわ かなん)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 29 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

伝統的な本格ミステリの美学を受け継ぎつつ、独特の哀愁と鮮やかな論理展開で魅せる実力派作家です。閉ざされた空間や人間関係のなかに緻密な伏線を張りめぐらせ、読者を驚愕の真相へと導きます。

🏆 代表作
わたしの隣の王国

わたしの隣の王国 ➔

高校を卒業したばかりの空手少女・杏那は、研修医の恋人である優と共に日本有数の広大なテーマパークを訪れ、楽しい休日を満喫していた。しかし、ほんのわずかな隙に優が忽然と姿を消し、周囲の誰もがその存在すら忘れたかのような奇妙な状況に直面する。二つの完璧な密室状態での人間消失、複雑怪奇な暗号と魔法のトリック、そして消去法で組み立てられたねじれた論理の迷宮。夢の国というファンタジーの舞台で仕掛けられた、あまりにも残酷で鮮やかな挑戦状の正体とは。

💡 おすすめポイント・見どころ

「目の前にいるのに、誰もその存在を認識できない」という悪夢のようなシチュエーションから紡ぎ出される論理のパズルが、あまりにも美しく強烈です。ポップで華やかなテーマパークという舞台装置が、逆に密室の閉塞感とトリックの異質さを際立たせるという鮮やかなコントラストに舌を巻かされます。ロマンチックな表題の裏に隠された冷徹なまでのロジックの積み重ねは、すべての謎解きファンを極上の知的興奮の渦へと巻き込むこと間違いありません。

代表作・シリーズ
  • アルバトロスは羽ばたかない(2010年)
  • 七つの海を照らす星(2008年)
主な受賞歴
  • 2008年 第18回鮎川哲也賞(『七つの海を照らす星』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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