『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

西村 健 (にしむら けん)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 47 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

炭鉱の町で育ち官僚としてのキャリアも持つ異色の経歴を活かし、社会の裏側や労働者の生き様をリアルに描き出す冒険小説・社会派推理作家です。圧倒的な現場取材に基づいた重厚な筆致と、過酷な状況下で己の正義を貫く男たちの姿を描く熱い物語で、多くの読者を魅了し続けています。

🏆 代表作
ヤマの疾風

ヤマの疾風 ➔

昭和四十四年の筑豊。主要産業である炭鉱の衰退に伴い街が荒廃する中、圧倒的な暴力で勢力を誇るヤクザ組織「海衆商会」の賭場で現金強奪事件が発生する。主犯であるチンピラの菱谷松次を追うのは、組織の若頭・中場杜夫だった。激動の時代を駆け抜ける男たちの運命の邂逅はやがて、筑豊全体の抗争を揺るがす巨大な奔流へと発展していく。

💡 おすすめポイント・見どころ

かつての日本の熱気と暴力が渦巻いていた狂騒の時代を、圧倒的な熱量で切り取ったピカレスク・ロマンの傑作です。生きるために泥水をすすり、己の矜持だけで突っ走る男たちの姿が実に泥臭く、そして最高にクールに映ります。秩序よりも生存本能が勝っていた時代特有のダイナミズムが、乾いた現代の心を強烈に揺さぶります。

代表作・シリーズ
  • ヤマの疾風(2013年)
  • 地の底のヤマ(2011年)
  • 残火(2010年)
主な受賞歴
  • 2014年 第16回大藪春彦賞(『ヤマの疾風』)
  • 2012年 第33回吉川英治文学新人賞(『地の底のヤマ』)
  • 2011年 第30回日本冒険小説協会大賞 国内部門(『地の底のヤマ』)
  • 2010年 第29回日本冒険小説協会大賞 国内部門(『残火』)
  • 2005年 第24回日本冒険小説協会大賞 国内部門(『劫火』)
  • 1996年 第15回日本冒険小説協会大賞 特別部門大賞(『ビンゴ』)

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