『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

辻原 登 (つじはら のぼる)

掲載作品数
2 作品
最高順位
第 40 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

19世紀ヨーロッパ文学の伝統を受け継ぐ重厚な物語性と、独自の鮮烈な幻想性をあわせ持つ日本文壇の重鎮です。長い雌伏の時代を経て磨き上げられた緻密な構成と哲学的な思索に満ちた筆致は、人間の業や歴史の深淵を鋭く抉り出し、現代文学の最高峰の一つとして高く称賛されています。

🏆 代表作
冬の旅

冬の旅 ➔

妻の失踪を皮切りに、緒方隆雄の人生は転落の一途を辿る。失職、病、路上生活、そして強盗致死へと雪崩れ込み、五年の刑期を経て滋賀刑務所を出所する。愛も希望も潰え、残されたのは凡てからの自由のみ。たった一人でこの世の果てへと歩みを進める緒方を待ち受けていたものとは何か。圧倒的な絶望の果てに衝撃のラストが待ち受ける、魂を激しく震わせる慟哭の物語。

💡 おすすめポイント・見どころ

どん底まで落ちた男が歩む破滅への道のりは、あまりにも痛ましく、だからこそ目を離すことができません。光の届かない場所を彷徨う主人公の姿を通じて、人間にとって生きるとは何かという根源的な問いが突きつけられます。読者の予想を遥か彼方から裏切る衝撃の結末に到達した瞬間、あなたの世界の見え方が一変するほどの強烈な読書体験が待ち受けています。

代表作・シリーズ
  • 村の名前(1990年)
  • 翔べ麒麟(1999年)
  • 遊動亭円木(2005年)
主な受賞歴
  • 2010年 芸術選奨文部科学大臣賞(『闇の奥』)
  • 2006年 谷崎潤一郎賞(『遊動亭円木』)
  • 1999年 読売文学賞(『翔べ麒麟』)
  • 1990年 第103回芥川龍之介賞(『村の名前』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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