『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

吉田 修一 (よしだ しゅういち)

掲載作品数
2 作品
最高順位
第 11 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

現代の都市に生きる人々の孤独や微かな希望を、鋭い人間観察眼と瑞々しい筆致で描き出す小説家です。青春のきらめきから人間の心の闇や業に至るまでを鮮烈に切り取り、純文学と大衆文学の双方で高い評価を獲得し続けています。

🏆 代表作
怒り

怒り ➔

ある事件を境に交錯していく、東京、千葉、沖縄の三つの群像劇。愛子は田代から信じがたい秘密を打ち明けられ、直人は優馬の前から忽然と姿を消し、泉は離島で不穏な男の影に直面する。それぞれの場所で育まれた信頼や愛が、疑念という名の毒によって少しずつ狂い始めていく。信じたいという願いと、疑うことの恐怖の間で揺らぐ人間たちの慟哭。

💡 おすすめポイント・見どころ

「信じること」と「疑うこと」の狭間で引き裂かれる人々の姿を、圧倒的な筆力で描き切る人間ドラマの傑作です。日常の風景がふとした瞬間に不穏な影を帯びていく恐怖と、張りつめた緊張感が全編を支配します。ラスト数ページで明かされる真実がもたらす衝撃の大きさに、しばし言葉を失うはずです。

代表作・シリーズ
  • 国宝(2018年)
  • 怒り(2014年)
  • 横道世之介(2010年)
主な受賞歴
  • 2019年 第14回中央公論文芸賞(『国宝』)
  • 2019年 第69回芸術選奨文部科学大臣賞(『国宝』)
  • 2010年 第23回柴田錬三郎賞(『横道世之介』)
  • 2007年 第34回大佛次郎賞(『悪人』)
  • 2007年 第61回毎日出版文化賞(『悪人』)
  • 2002年 第127回芥川龍之介賞(『パーク・ライフ』)
  • 2002年 第15回山本周五郎賞(『パレード』)
  • 1997年 第84回文學界新人賞(『最後の息子』)

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