『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

インドクリスタル
2016年版 第32位 26 点

インドクリスタル

人工水晶の開発に不可欠なマザークリスタルの買い付けのため、山峡ドルジェの社長である藤岡はインドの奥地へ赴く。宿泊先で使用人兼売春婦として虐げられていた少女ロサを救い出した彼は、村人たちとの根気強い交渉や過酷な試掘作業を重ねていく。しかし、文化の壁や利権の思惑が絡み合う現地で、次々と想定外の困難と不条理な現実に直面し、追い詰められていく人間の業を鮮烈に描き出す長編小説。

💡 おすすめポイント・見どころ

異国の地で繰り広げられる開発事業の裏側に、人間の欲望と救済のドラマを鋭く抉り出した社会派小説の傑作です。文明の衝突と現地社会のリアルな息づまいが、作者ならではの緻密な取材力によって驚くべき臨場感で立ち上がります。単なる経済活動の枠を超え、理不尽な環境下で他者を救おうとする主人公の葛藤が、読者に深い倫理的問いを投げかけます。重厚な読み応えと人間ドラマの妙を堪能できる、心揺さぶる力作です。

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📚 単行本
2,090 円(税込)
インドクリスタル

インドクリスタル

出版社
KADOKAWA
レーベル
-
発刊年月
2014年12月
ページ数
541 ページ
ISBN-13
9784041013526
📕 文庫本
836 円(税込)
インドクリスタル 上

インドクリスタル 上

出版社
KADOKAWA
レーベル
角川文庫
発刊年月
2018年1月
ページ数
481 ページ
ISBN-13
9784041060636
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