おやすみ人面瘡
💡 死んだ探偵の“顔”が喋り出す、前代未聞の奇妙な殺人。
全身に顔が発症する奇病「人瘤病」が蔓延する日本。かつて感染爆発があった街の墓地管理施設で、患者の顔が潰され地下室で少女が殺害される事件が発生する。容疑者である四人の中学生を追う中で、真相を見抜いた男が急死してしまう。しかし、死んだはずの男の身体に発症した複数の「顔」が突如として語り出し、異常な推理戦が始まる。
💡 おすすめポイント・見どころ
奇病によるディストピア的な世界観と、前代未聞の死体による推理という禁断のアイディアが融合した問題作。死者の身体に現れた「顔」が喋り出すという悪趣味かつ強烈なシチュエーションだけでも必見です。論理の隙を突き詰める本格ミステリとしての骨格は非常に堅牢でありながら、倫理観を揺さぶるグロテスクで不条理な展開に脳みそが痺れること間違いなしの強烈な読書体験をお約束します。