六人の嘘つきな大学生
成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った六人の就活生に課されたのは、チームでのディスカッションだった。全員で内定を得るため絆を深めていた彼らだったが、直前に「一人だけを選ぶ」というルール変更が通達される。ライバルとなった仲間たちの間で個人名の書かれた告発文が発見され、六人の隠された嘘と罪が暴かれていく。
💡 おすすめポイント・見どころ
就職活動という誰もが身近に感じるシチュエーションを舞台に、人間のエゴと疑心暗鬼が剥き出しになる心理戦の巧みさに脱帽する。信頼していた仲間が全員ライバルへと変貌していく絶望感と、一通の告発文から始まる論理的な推理の応酬が完璧に噛み合っている。張り巡らされた伏線がラストで一気に回収される瞬間の爽快感は、すべてのミステリファンを唸らせるはずだ。