バーニング・ダンサー
💡 すべての始まりから、犯人の嘘は仕込まれている。
永嶺スバルが新たに配属された部署は、警視庁公安部公安第五課、通称「コトダマ犯罪調査課」。そこには、好々爺の駐在官や個性的な仲良し姉妹など、一見して刑事には見えないメンバーが集結していた。着任早々、全身の血液が沸騰し、炭化するまで燃やされた死体という異様な事件が発生。彼らの共通点は、ある特殊な能力を保持していることだった。過去の相棒を失った深い心の傷を抱えつつ、永嶺は異端の仲間たちと共に、犯人の嘘を暴くための捜査を開始する。
💡 おすすめポイント・見どころ
異常な殺害方法の裏に隠された巧妙な嘘と、ページをめくる手を止めさせない圧倒的な伏線回収の技術に驚嘆させられます。異色すぎるメンバーが集まった組織の人間模様を描きつつ、本格ミステリとしての骨太な謎解きを完璧に両立させている手腕はお見事の一言です。現代社会の闇を鋭く抉り出す、ミステリ界の最前線を走る傑作です。