罪の声
💡 「これは、自分の声だ。」昭和最大の未解決事件の真実。
京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品からカセットテープとノートを発見する。再生された幼いころの声は、三一年前の未解決事件「ギン萬事件」の恐喝に使われた音声と完全に一致していた。事件の真相を追う新聞記者と、自分の声が使われた「男」がたどり着いた驚愕の真実とは。昭和最大の闇に挑む圧倒的長編ミステリー。
💡 おすすめポイント・見どころ
未解決事件の音声に自分の幼いころの声が使われていたという、悪夢のような起点から物語の歯車が狂い出します。単なる犯人探しにとどまらず、歴史の闇に翻弄された家族の業や葛藤を徹底的な取材に基づくリアリティで描き切った筆力は圧巻の一言。ページをめくる手を止められなくなるほどの重層的なサスペンスと、すべての線が一点に収束するカタルシスをぜひ味わってください。