去就: 隠蔽捜査6
💡 公私の危機が同時多発する中、竜崎署長はどう動く。
平穏とは程遠い大森署管内において、女性の連続連れ去り事件から端を発した殺人事件が発生する。執拗なストーカーの犯行という見立てで捜査が本格化する最中、警視庁から送り込まれた新任の上役と署長・竜崎の間に険しい対立が生まれる。さらに、公私の境界線が揺らぐ家庭内でも愛娘を狙ったストーカー騒動が勃発し、公私双方で予想不能な事態が同時多発的に牙をむく。組織の論理と個人の信念の間で、孤高の警察官僚がいかなる決断を下すのかが問われる。
💡 おすすめポイント・見どころ
組織のしがらみに一切迎合せず、己の正義と職務を淡々と貫き通す異色の警察小説主人公・竜崎伸也の生き様に全ページから目が離せません。一歩間違えれば家庭もキャリアも崩壊しかねない極限のプレッシャーの中、微動だにしないそのクールな佇まいは、大人の読者層の知的好奇心を刺激してやまない圧倒的な魅力に満ちています。公私のトラブルが交錯するスリリングなプロットを通じて、組織人としての矜持を鋭く問いかけるシリーズ最高峰の緊迫感をご堪能ください。