ホワイトラビット
💡 予測不能の立てこもり事件、愛とユーモアが暴走する。
仙台の住宅街で突如発生した人質立てこもり事件。特殊部隊の出動にもかかわらず、現場は逃亡不可能な状況下で予想外の要求が炸裂する。家族への歪んだ愛や、宇宙への謎めいた想いが交錯し、事態は誰も予測しえない方向に転がっていく。白兎事件と呼ばれるこの騒動の全貌が明らかになるとき、伊坂幸太郎ならではの鮮やかな伏線回収とユーモアが真価を発揮する。シリーズでおなじみのあの泥棒も参戦する、没頭度抜群の長編小説。
💡 おすすめポイント・見どころ
ページをめくるたびに状況が斜め上の方向へと転がっていく、エンターテインメントの極みのような長編です。家族への強い想いが交錯する予測不能の空間で、次々と繰り出される機知に富んだ会話と鮮やかな伏線の回収劇にはただただ感服させられます。伊坂作品のファンはもちろん、極上のエンタメを求めるすべての読者に強くおすすめしたい一冊です。