『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

雪の階
2019年版 第7位 109 点

雪の階

💡 死んだはずの親友から届いた、仙台消印の葉書。

昭和十年秋、伯爵令嬢・惟佐子は親友の心中事件に隠された奇妙な違和感に気づく。富士の樹海で陸軍士官と共に遺体で発見されたはずの彼女から、なぜか遠く離れた仙台発の葉書が届いていたのだ。この謎を追う惟佐子の周囲で、ドイツ人ピアニストや新聞記者、軍人である兄らが複雑に交錯し始める。やがて個人の死の謎は、歴史の歯車を狂わせる二・二六事件へとダイナミックに繋がっていく。

💡 おすすめポイント・見どころ

昭和という時代の空気が持つ重厚な陰影と、精緻に張り巡らされたプロットの美しさが光る歴史ミステリの傑作です。一つの不可解な死の謎から始まり、国家の動向と個人の運命が次第に絡み合っていく構成の妙に唸らされます。戦前日本の緊迫したリアリティを感じさせながら、鮮やかなロジックで事件の真相へと迫る筆致の冴えを存分に堪能してください。

📚 バリエーションを見る PUBLISHING Variation

📚 単行本
2,640 円(税込)
雪の階

雪の階

出版社
中央公論新社
レーベル
単行本
発刊年月
2018年2月
ページ数
587 ページ
ISBN-13
9784120050466
📕 文庫本
946 円(税込)
雪の階(下)

雪の階(下)

出版社
中央公論新社
レーベル
中公文庫 お64-3
発刊年月
2020年12月
ページ数
425 ページ
ISBN-13
9784122070004

📊 読書ボリュームと形態別スペック READING STATS

  • 📝 推定文字数:約 183,000 文字
  • ⏱️ 読了目安:約 6時間6分 週末の連休中に自宅でじっくり
📚 単行本
🔖 587 ページ
/
⚖️ 約 646 g
🧱 この本そのものが鈍器になります
📕 文庫本
🔖 425 ページ
/
⚖️ 約 234 g
🧥 変装用のトレンチコートほどの重さ

✍️ 奥泉 光の『このミス』ランクイン作品を探す OTHER WORKS

▲