少女を殺す100の方法
名門女子中学校の二年生A組において、鍵のかかった教室から二十人の生徒が全員惨殺死体となって発見される。学校の権威と隠蔽を図る教頭は、警察の介入を阻止し自らの手で真犯人を突き止めようと暗躍する。学園という閉鎖空間を舞台に、少女たちの死をテーマとした五つの本格ミステリが交錯しながら予想外の結末へと突入する。
💡 おすすめポイント・見どころ
タブーに真っ向から挑む白井智之のダークな才能が全開となった、狂気と論理が高度に融合する問題作です。密室と大量殺人を軸に展開されるメタミステリの構造は、読む者の常識を次々と破壊していくほどの破壊力を秘めています。倫理の境界線を軽々と越えていく過激なプロットと、緻密に組み上げられたロジックのギャップに悶絶必至の知的エンターテインメントです。