殺意の構図
💡 妻の死を契機に、すべての秘密が牙をむく。
弁護士の衣田征夫は、養父を放火・殺害した罪に問われた知人・峰岸諒一の弁護を引き受ける。現場には諒一のライターが残され、状況証拠は彼を犯人だと指し示していた。頑なに無実を主張しつつも詳細を語らない諒一だったが、妻が別荘の地下で水死したことを契機に沈黙を破る。「妻が死んだ以上、秘密を守る必要はない」と語り始めた衝撃の真実。
💡 おすすめポイント・見どころ
ひとつの冤罪事件を発端として、複雑に絡み合う家族の利害と狡猾な犯行計画が次々と暴かれていく本格法廷ミステリー。容疑者の沈黙の裏に隠された真意と、予想を裏切るどんでん返しの連続に翻弄されます。論理の積み重ねで真実へと迫る、頭脳戦の醍醐味を隅々まで味わい尽くせる骨太な一冊です。