『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

青山 文平 (あおやま ぶんぺい)

掲載作品数
3 作品
最高順位
第 4 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

人間の業や時代の空気を鋭く切り取る時代小説の名手として、高い評価を得ている小説家です。第18回松本清張賞を受賞した『白樫の樹の下で』や、第154回直木三十五賞に輝いた『つまをめとらば』など、緻密な歴史背景と人物造形が光る傑作を次々と世に送り出しています。

🏆 代表作
半席

半席 ➔

真面目に勤め上げてきた老年の侍がなぜ突然の刃傷沙汰を起こしたのか。歴とした家筋の武士が堪えきれなくなった積年の思いとは何だったのか。若き徒目付・片岡直人は、武家社会の表向きの論理からは決して見えない、腑に落ちぬ事件に隠された「真の動機」をあぶり出すよう命じられる。男たちの胸奥に渦巻く鬱屈と人生の始末が静かに照らし出される。

💡 おすすめポイント・見どころ

武家社会という厳格な枠組みの中で、組織の論理と個人の感情の板挟みになりながらも生きる人々の姿を生々しく切り取る。派手な立ち回りではなく、事件の背後にある「動機」の機微を鋭い観察眼で解きほぐしていくプロセスは、大人の読者にこそ響く静かな感動と深い余韻を残す。

代表作・シリーズ
  • 底惚れ(2022年)
  • つまをめとらば(2015年)
  • 白樫の樹の下で(2011年)
主な受賞歴
  • 2022年 第17回中央公論文芸賞受賞(『底惚れ』)
  • 2022年 第35回柴田錬三郎賞受賞(『底惚れ』)
  • 2016年 第154回直木三十五賞受賞(『つまをめとらば』)

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