『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

青山 文平 (あおやま ぶんぺい)

掲載作品数
1 作品
最高順位
23

※現在当サイトでは2019年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

人間の業や時代の空気を鋭く切り取る時代小説の名手として、高い評価を得ている小説家です。第18回松本清張賞を受賞した『白樫の樹の下で』や、第154回直木三十五賞に輝いた『つまをめとらば』など、緻密な歴史背景と人物造形が光る傑作を次々と世に送り出しています。

🏆 当サイト最高順位作品 (2023年版 第23位)
やっと訪れた春に
第 23 位 35

やっと訪れた春に

二人の藩主を擁する特殊な橋倉藩で、次期藩主の急逝を機に藩主が一本化された矢先、二人の幕引きを図った藩の重鎮が暗殺される事件が発生します。本来は一人の役職である近習目付を勤める齢六十七の二人の男たちに、割れて当たり前の藩を割れさせぬという重すぎる密命が課されます。男たちの苛烈な宿命を描き出す、著者渾身の時代小説です。
💡 おすすめポイント・見どころ 老いた武士たちが背負う過酷な宿命と、組織の論理に翻弄される人間模様が重厚な筆致で描かれています。一筋縄ではいかない政治的な駆け引きと、男たちの生き様が交差する緻密なプロットが魅力であり、歴史小説の枠を超えた鋭い人間ドラマを堪能できます。
代表作・シリーズ
  • 底惚れ(2022年)
  • つまをめとらば(2015年)
  • 白樫の樹の下で(2011年)
主な受賞歴
  • 2022年 第17回中央公論文芸賞受賞(『底惚れ』)
  • 2022年 第35回柴田錬三郎賞受賞(『底惚れ』)
  • 2016年 第154回直木三十五賞受賞(『つまをめとらば』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2023年版 第 23 位 35点 やっと訪れた春に