『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

芦辺 拓 (あしべ たく)

掲載作品数
8 作品
最高順位
第 8 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

時空や虚実の壁を軽やかに飛び越え、読者を深い謎の迷宮へと誘う本格ミステリの名手です。「日本一地味な探偵」が活躍する森江春策シリーズなど知的なユーモアに満ちた作品群で知られ、長編『大鞠家殺人事件』では第75回日本推理作家協会賞を受賞するなど、日本のミステリ界を牽引し続けています。

🏆 代表作
大鞠家殺人事件

大鞠家殺人事件 ➔

昭和18年、空襲前夜の大阪・船場。化粧品業で財を成した大鞠家に嫁いだ中久世美禰子は、夫の出征により一癖ある親族たちと取り残される。戦局が悪化する中、血まみれの美女や赤頭の小鬼の目撃談など奇怪な怪異が続発し、ついには凄惨な連続殺人が発生する。極限の時代背景の中で展開される、密室トリックと人間心理が絡み合う正統派本格ミステリ。

💡 おすすめポイント・見どころ

戦時下という閉塞感漂う時代背景を巧みに利用し、クラシックな本格ミステリの醍醐味を極限まで高めた傑作です。血塗られた怪異と一族のドロドロとした人間関係が絡み合うプロットは、読者を昭和の大阪へと一気に引きずり込みます。論理的な謎解きの美しさと、歴史小説としての重厚な味わいが完璧なバランスで融合しており、すべてのミステリファンを唸らせる仕上がりとなっています。

代表作・シリーズ
  • 大鞠家殺人事件(2022年)
  • 奇譚を売る店(2018年)
  • 殺人喜劇の13人(1990年)
主な受賞歴
  • 2022年 第75回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞(『大鞠家殺人事件』)
  • 2022年 第22回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞(『大鞠家殺人事件』)
  • 2018年 第14回酒飲み書店員大賞受賞(『奇譚を売る店』)

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