『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

飛鳥部 勝則 (あすかべ かつのり)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 10 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

美術教師としての顔も持ち、絵画や図像学といった芸術の深い造詣を本格ミステリに見事に融合させる異色の推理作家です。新潟大学大学院を修了後、高校の美術教師を務めながら執筆した『殉教カテリナ車輪』で第9回鮎川哲也賞を受賞し、独自の鮮烈な作家デビューを果たしました。その後も幻想的な雰囲気を纏う怪奇色の強い本格ミステリや、緻密な美術的トリックを用いた多彩な作品を発表し、唯一無二の世界観で熱狂的な読者を獲得しています。

🏆 代表作
抹殺ゴスゴッズ

抹殺ゴスゴッズ ➔

ゴッドを愛する高校生・詩郎は、自身が空想で創り出したはずの「神」と出逢う。その神の正体とは一体何なのか。同時期、地元の名士が殺害され、事件の背後には謎の怪人「蠱毒王」の影がちらつく。詩郎の個人的な謎と、社会を震撼させる殺人事件。一見無関係に見えた二つの迷宮的な出来事が複雑怪奇に絡み合い、読者には恐ろしいカタストロフィが待ち受ける本格超大作。

💡 おすすめポイント・見どころ

現実と空想の境界線が溶解していく、狂気に満ちた論理の饗宴に圧倒されます。詩郎という特異な少年の視点を通して描かれる世界は、どこか浮世離れしており、それがかえって物語の不穏さを増幅させています。事件を解き明かした先にあるのは、安息ではなくカタストロフィ。本格ミステリーとしての精緻な骨組みを持ちながら、読者を別の宇宙へ連れて行くような読書体験は、まさに著者ならではの独壇場です。結末まで一切の油断を許さない、濃厚なミステリーの深淵をぜひ覗いてください。

代表作・シリーズ
  • 抹殺ゴスゴッズ(2025年)
  • 殉教カテリナ車輪(1998年)
主な受賞歴
  • 2026年 第26回本格ミステリ大賞候補(『抹殺ゴスゴッズ』)
  • 2026年 第79回日本推理作家協会賞候補(『抹殺ゴスゴッズ』)
  • 1998年 第9回鮎川哲也賞(『殉教カテリナ車輪』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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