『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

伏尾 美紀 (ふしお みき)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 4 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

卓越した心理描写と重厚な社会派ミステリの構成力で、現代の暗部や歴史の謎を鮮やかに浮かび上がらせる実力派作家です。「北緯43度のコールドケース」で第67回江戸川乱歩賞を受賞してデビューし、のちに『百年の時効』で主要なミステリ賞や文学賞の三冠に輝くなど、今最も注目を集める存在です。

🏆 代表作
百年の時効

百年の時効 ➔

1974年に起きた一家惨殺事件は、未解決のまま半世紀が経過した。嵐の夜に実行されたとされる犯行で、四人の実行犯のうち捕まったのは一人。警察は策略、テロ、宗教問題など時代的要因に阻まれ、決定的な証拠を掴めずにいた。50年後、この事件の容疑者の一人が変死体で発見される。現場に臨場した刑事・藤森菜摘は、半世紀にも及ぶ膨大な捜査資料を託され、上層部から許された一年で真相解明を目指す。刑事たちの矜持を賭けた最終捜査が幕を開ける。

💡 おすすめポイント・見どころ

半世紀前の未解決惨殺事件が、現代の変死体によって再び不気味に動き出す物語の引き込みが秀逸です。昭和から平成、令和へと跨がる刑事たちの執念は、単なる捜査の記録を超え、組織と時代の中で抗う人間のドラマとして胸に迫ります。真相に近づくごとに、誰が何を守ろうとしていたのかが明らかになり、最後に明かされる真犯人の存在は、これまでの全ての考察を根底から覆します。これぞエンタメの醍醐味と呼べる、重厚かつ鮮やかな警察小説です。

代表作・シリーズ
  • 誰何(2026年)
  • 最悪の相棒(2025年)
  • 百年の時効(2025年)
主な受賞歴
  • 2026年 第79回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門受賞(『百年の時効』)
  • 2026年 第47回吉川英治文学新人賞受賞(『百年の時効』)
  • 2026年 第28回大藪春彦賞受賞(『百年の時効』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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