『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

増田 俊也 (ますだ としなり)

掲載作品数
1 作品
最高順位
第 11 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

圧倒的な取材力と血の通った筆致でノンフィクションと小説の境界を軽やかに越え、人間の極限状態を描き出す硬派なストーリーテラーです。北海道大学で七帝柔道を経験した異色の経歴を持ち、新聞記者として長く報道現場に身を置いた後、第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『シャトゥーン ヒグマの森』でエンターテインメント小説界にデビューしました。大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』など、骨太なリアリティを追求する作風で知られています。

🏆 代表作
警察官の心臓

警察官の心臓 ➔

灼熱の岡崎市で、ある高齢女性の遺体が沼から引き上げられる。全身47ヵ所もの刺創が示す残忍な犯行に市民は戦慄。刑事たちの地を這う捜査の中で浮かび上がったのは、被害者の光と闇に満ちた人生だった。東大卒、元大手局アナという華やかな経歴の一方で、亡くなる前は極貧の現役風俗嬢。なぜ彼女は殺されなければならなかったのか。愛知県警のエース刑事・湯口と岡崎署の変人刑事・蜘蛛手が、時に衝突し、時に協力し、底なしの謎の深奥へ挑む、圧巻の取材による超爆発の警察小説。

💡 おすすめポイント・見どころ

警察組織の論理と個人の業が激しくぶつかり合う、叩き上げの熱気が紙面から溢れ出します。ただの謎解きでは終わらせない、徹底した取材に裏打ちされた警察官の苦悩と矜持。二人の刑事の対比が鮮烈で、互いに認め合いながら事件の深淵を暴いていく過程には、ページをめくる手が止まらなくなる中毒性があります。容疑者の背景に隠された真実が判明したとき、刑事たちの静かな憤りと温かな眼差しに胸が締め付けられるのです。

代表作・シリーズ
  • 七帝柔道記(2013年)
  • 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(2012年)
  • シャトゥーン ヒグマの森(2006年)
主な受賞歴
  • 2017年 第2回北海道ゆかりの本大賞(『北海タイムス物語』)
  • 2012年 第11回新潮ドキュメント賞(『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』)
  • 2012年 第43回大宅壮一ノンフィクション賞(『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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