『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

宮内 悠介 (みやうち ゆうすけ)

掲載作品数
4 作品
最高順位
第 13 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

SFと純文学の垣根を軽やかに越え、人間の知性と想像力の限界に挑む作品世界を構築する小説家です。囲碁を題材にした短編で第1創元SF短編賞を受賞した『盤上の夜』をはじめ、各種の盤上ゲームや現代社会の諸相を独自の視点で描いた意欲作を多数発表しています。

🏆 代表作
あとは野となれ大和撫子

あとは野となれ大和撫子 ➔

十五年前の内戦で両親を失い、後宮で育った日系孤児のナツキ。彼女は植物工場の技術者だった父の夢を継ぎ、アラルスタンに雨を降らせることを願っていた。大統領暗殺事件の発生により、なし崩し的に臨時政府の国防相を担当することになったナツキは、大統領代行となったアイシャらと共に混乱の国家を支えるため奮闘する。過激派組織の台頭や枢密院の妨害が立ちはだかる中、個性豊かな女性たちがそれぞれの野望と正義を胸に、国家の再建へ挑む政治群像劇。

💡 おすすめポイント・見どころ

中央アジアの架空の国家を舞台に、政治と技術と個人の野望が奇妙なユーモアを交えながら絡み合う異色の政治エンターテインメントです。空気が読めないけれど真っ直ぐな技術者崩れの国防相や、クールな美貌の大統領代行をはじめとする女性政治家たちのキャラクター造形が非常に魅力的で、国家の危機というシビアな状況を軽やかに駆け抜けていきます。理不尽な現実をユーモアと気概で切り拓いていく彼女たちの姿に、読者は間違いなく心を掴まれるでしょう。

代表作・シリーズ
  • 彼女がエスパーだったころ(2016年)
  • ヨハネスブルグの天使たち(2013年)
  • 盤上の夜(2012年)
主な受賞歴
  • 2017年 第38回吉川英治文学新人賞受賞(『彼女がエスパーだったころ』)
  • 2012年 第33回日本SF大賞受賞(『盤上の夜』)
  • 2010年 第1回創元SF短編賞山田正紀賞受賞(「盤上の夜」)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

▲