『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

奥田 英朗 (おくだ ひでお)

掲載作品数
2 作品
最高順位
4

※現在当サイトでは2019年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

現代社会に生きる人々の滑稽さや悲哀を温かいユーモアと鋭い人間観察眼で描き出す、日本を代表する人気小説家です。破天荒な精神科医を描いた『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞し、『最悪』や『邪魔』といった圧倒的なリアリティを持つ傑作ミステリも手掛けるなど、多彩な作風で幅広い世代の読者を魅了し続けています。

🏆 当サイト最高順位作品 (2020年版 第4位)
罪の轍
第 4 位 136

罪の轍

昭和三十八年十月の東京・浅草で男児誘拐事件が発生し、日本中が深い衝撃に包まれます。警視庁捜査一課の若手刑事である落合昌夫は、事件の近隣に現れた北国訛りの青年が気になって仕方がありません。一刻も早い事件解決を目指す警察組織は捜査の過程で致命的な失態を演じ、憔悴する両親や公開された肉声、鉄道に残された鍵が緊迫感を高めます。孤独な刑事の執念と緊迫した捜査の行方を描いた犯罪小説です。
💡 おすすめポイント・見どころ 昭和という時代の空気感を圧倒的なリアリティで再現し、捜査機関の焦りと犯人の孤独を対比させた重厚な人間ドラマです。華やかなトリックではなく、地道な捜査と社会のひずみが引き起こした悲劇を丹念に描き出すことで、警察小説としての高いクオリティを実現しています。
代表作・シリーズ
  • オリンピックの身代金(2008年)
  • 空中ブランコ(2004年)
  • 邪魔(2001年)
主な受賞歴
  • 2009年 第43回吉川英治文学賞受賞(『オリンピックの身代金』)
  • 2004年 第131回直木三十五賞受賞(『空中ブランコ』)
  • 2002年 第4回大藪春彦賞受賞(『邪魔』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2023年版 第 9 位 80点 リバー
2020年版 第 4 位 136点 罪の轍