『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

櫻田 智也 (さくらだ ともや)

掲載作品数
3 作品
最高順位
第 1 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

理系出身ならではの緻密な着眼点と、自然や日常のなかに潜む奇妙な謎をすくい取る独特の叙情性が光る本格ミステリ作家です。日本推理作家協会賞を受賞した『蟬かえる』や、ミステリランキング3冠を達成した『失われた貌』など、鮮やかな伏線回収と繊細な筆致で高い評価を得ています。

🏆 代表作
失われた貌

失われた貌 ➔

山奥で発見されたのは、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた無残な死体。事件報道後、警察署に訪れた小学生が、その死体は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた「自分のお父さんかもしれない」と告げた。一見無関係に見えた過去と現在の出来事が絡み合い、物語の歯車は狂い出す。全ての想像を覆す本物の伏線回収とどんでん返しが、事件を思いがけない方向へと膨らませていく。

💡 おすすめポイント・見どころ

読者の既成概念を粉々に打ち砕く、圧倒的な伏線回収の技巧に痺れるはずです。冒頭の凄惨な死体が物語る無言の悲劇が、少年という一点から過去と現在を繋ぎ、読み手の思考を完全に翻弄し尽くします。真相に近づいたと確信した瞬間、足元から地盤が崩れるような衝撃のラストはまさに圧巻。単なるミステリーの枠組みを超え、人間の執念と隠された愛憎が静かに、しかし鮮烈に浮かび上がる構成の妙を存分に味わえる一冊です。

代表作・シリーズ
  • 失われた貌(2025年)
  • 六色の蛹(2024年)
  • 蟬かえる(2020年)
主な受賞歴
  • 2026年 第14回山中賞受賞
  • 2021年 第74回日本推理作家協会賞受賞(『蟬かえる』)
  • 2021年 第21回本格ミステリ大賞受賞(『蟬かえる』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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