『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

佐々木 譲 (ささき じょう)

掲載作品数
8 作品
最高順位
第 12 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

国内外の政治情勢や社会の暗部に鋭く切り込み、重厚かつリアリティに満ちた警察小説や冒険小説の金字塔を数多く打ち立ててきた日本のエンターテインメント界の重鎮である。『鉄騎兵、跳んだ』での華々しいデビュー以来、『エトロフ発緊急電』や直木賞を受賞した『廃墟に乞う』など、色褪せない傑作で時代を牽引し続けている。

🏆 代表作
抵抗都市

抵抗都市 ➔

日露戦争に敗北し、終戦から11年が経過した大正5年の東京。ロシア統治下にある帝都で、身元不明の変死体が発見される。警視庁の特務巡査・新堂と西神田署の巡査部長・多和田は捜査に乗り出すが、直ちに高等警察とロシア統監府保安課の介入を受ける。ひとつの死体の背後に隠された、国を揺るがすほどの巨大な陰謀の真相を暴くため、二人の刑事は警察官としての矜持を賭けて奔走する。

💡 おすすめポイント・見どころ

もしも日本が日露戦争に敗北していたら——という歴史のもしもを描き出した、重厚にして圧倒的な歴史改変警察小説の傑作です。ロシアの支配下という息苦しい体制の中で、なおも正義と誇りを失わずに事件の真相を追う刑事たちの姿は、読む者の魂を強く揺さぶります。緻密な時代考証と緊迫感あふれるサスペンスが融合した、著者真骨頂の重厚なドラマを堪能できます。

代表作・シリーズ
  • 廃墟に乞う(2009年)
  • 警官の血(2007年)
  • エトロフ発緊急電(1989年)
主な受賞歴
  • 2016年 第20回日本ミステリー文学大賞
  • 2010年 第142回直木三十五賞(『廃墟に乞う』)
  • 1990年 第43回日本推理作家協会協会長篇部門・第8回日本冒険小説協会大賞・第3回山本周五郎賞(『エトロフ発緊急電』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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