『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

佐藤 正午 (さとう しょうご)

掲載作品数
3 作品
最高順位
第 11 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

洒脱なユーモアと乾いたダンディズムが漂う唯一無二の文体で、日本のエンターテインメント小説界を常にリードし続ける孤高の作家です。北海道大学を中退後、故郷の佐世保に戻って執筆した『永遠の1/2』ですばる文学賞を受賞し、鮮烈なデビューを果たしました。競輪を長年の趣味とし、それをモチーフにした作品も多数執筆するほか、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞、『月の満ち欠け』で直木賞を受賞するなど、高い文学性とエンタメ性を兼ね備えた名作を世に送り出し続けています。

🏆 代表作
鳩の撃退法

鳩の撃退法 ➔

地方都市で暮らすかつての売れっ子作家・津田伸一。街で古書店を営んでいた老人の訃報を受け取った形見の鞄には、数冊の絵本と古本のピーターパン、そして三千万円を超える巨額の現金が詰め込まれていた。突然転がりこんだ大金に歓喜するも、それが偽の一万円札であったという思いもよらぬ事実が判明する。偽札の動向には、一年前に家族三人が失踪した事件を追う裏社会の人物も鋭い目を光らせていた。

💡 おすすめポイント・見どころ

日常の裏に静かに潜む狂気と予測不能な展開が、抜群の筆致で織り上げられています。手元に転がり込んだ巨額の偽札を発端として、過去の失踪事件や裏社会の影が複雑に絡み合うストーリーテリングの妙は一級品。虚実が曖昧模糊となっていく心地よい酩酊感を、ぜひその目で確かめてみてください。

代表作・シリーズ
  • 熟柿(2025年)
  • 鳩の撃退法(2015年)
  • 月の満ち欠け(2017年)
主な受賞歴
  • 2025年 第20回中央公論文芸賞(『熟柿』)
  • 2017年 第157回直木三十五賞(『月の満ち欠け』)
  • 2015年 山田風太郎賞(『鳩の撃退法』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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