『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

塩田 武士 (しおた たけし)

掲載作品数
3 作品
最高順位
第 7 位

※現在当サイトでは2014年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

徹底したリアリティと綿密な取材に基づき、現代社会の闇や人間の尊厳を深く抉り出す社会派ミステリの旗手です。関西学院大学を卒業後、新聞社の将棋担当記者としての経験を活かして執筆した『盤上のアルファ』で、第5回小説現代長編新人賞を満場一致で受賞し華々しくデビューしました。グリコ・森永事件をモチーフにした『罪の声』で山田風太郎賞を受賞するなど、日本の事件の深層に鋭く切り込む圧倒的な構成力で多くの読者を惹きつけています。

🏆 代表作
罪の声

罪の声 ➔

京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品からカセットテープとノートを発見する。再生された幼いころの声は、三一年前の未解決事件「ギン萬事件」の恐喝に使われた音声と完全に一致していた。事件の真相を追う新聞記者と、自分の声が使われた「男」がたどり着いた驚愕の真実とは。昭和最大の闇に挑む圧倒的長編ミステリー。

💡 おすすめポイント・見どころ

未解決事件の音声に自分の幼いころの声が使われていたという、悪夢のような起点から物語の歯車が狂い出します。単なる犯人探しにとどまらず、歴史の闇に翻弄された家族の業や葛藤を徹底的な取材に基づくリアリティで描き切った筆力は圧巻の一言。ページをめくる手を止められなくなるほどの重層的なサスペンスと、すべての線が一点に収束するカタルシスをぜひ味わってください。

代表作・シリーズ
  • 存在のすべてを(2024年)
  • 歪んだ波紋(2018年)
  • 罪の声(2016年)
主な受賞歴
  • 2024年 第9回渡辺淳一文学賞(『存在のすべてを』)
  • 2018年 第40回吉川英治文学新人賞(『歪んだ波紋』)
  • 2016年 第7回山田風太郎賞(『罪の声』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

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