『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

望月 諒子 (もちづき りょうこ)

掲載作品数
1 作品
最高順位
19

※現在当サイトでは2019年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。

作風と魅力

美術や歴史の深奥に潜む謎を緻密に描き出し、知的好奇心を強く刺激する重厚なミステリ世界を構築する実力派作家です。周到に張り巡らされた伏線と鮮やかな謎解き、そして人間心理の機微を描く卓越した筆致で多くの読者を魅了し続けています。

🏆 当サイト最高順位作品 (2020年版 第19位)
蟻の棲み家
第 19 位 42

蟻の棲み家

東京都中野区で若い女性の遺体が相次いで発見され、フリーの事件記者が事件の裏に潜む社会の闇を暴いていく傑作ノワール小説です。被害者はいずれも射殺されており、事件を追う記者は自身が以前から調べていた企業恐喝事件と今回の連続殺人の間に意外な共通点があることに気づきます。やがて第三の殺人を予告する不穏な脅迫状が届いたことで、警察と報道、そして事件関係者たちの思惑が交錯しながら事態は大きく動き出します。貧困の連鎖や崩壊した家族など、現代社会が抱える暗部を鋭い視点で浮かび上がらせる物語です。
💡 おすすめポイント・見どころ 事件の背後にある貧困問題や家族の崩壊といった現代社会の深刻な歪みを、緻密な取材に基づくリアルなディテールで描き出しています。一見無関係に見える複数の事件が一本の線で結ばれていく過程のスリリングさと、人間の業の深さを容赦なく抉り出す骨太なストーリーテリングが光ります。
代表作・シリーズ
  • 野火の夜(2023年)
  • 哄う北斎(2020年)
  • 蟻の棲み家(2018年)
主な受賞歴
  • 2010年 第14回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞(『大絵画展』)

『このミス』歴代ランクイン作品 RANKED WORKS

2020年版 第 19 位 42点 蟻の棲み家