※現在当サイトでは2015年版~2026年版のランキングデータを集計対象としています。
🏆 代表作 (2015年版 第4位)
第 4 位
94
点
小さな異邦人
高校二年生から三歳児まで、八人の子供と母親からなる大家族の自宅に鳴り響いた一本の脅迫電話。「子供の命は俺が預かっている。三千万円を用意しろ」。しかし、家の中を確認すると、なんと子供たち全員が揃っている。果たして誘拐された子供とは誰なのか、そして犯人の真の目的はどこにあるのか。タイムリミットが迫る中、極限の心理戦と巧みな罠が家族を追い詰めていく、濃密なサスペンス短編集。
💡 おすすめポイント・見どころ
「部屋の中に全員いるのに、誰かが誘拐されている」という、開口一番で読者の心を鷲掴みにする極上のフックがたまりません!短編という限られた枠組みの中に、誘拐、交換殺人、そして妖艶な恋愛劇まで詰め込む連城三紀彦の圧倒的な構成力に唸らされます。美しくも残酷な人間心理の綾が緻密に描かれ、ページをめくるごとに鮮やかに塗り替えられていく真相の数々に、ただただ圧倒されること間違いなしの必読書。