赤い部屋異聞
日常に退屈した者が集う隠れ家的な空間「赤い部屋」。新会員の男が語り始めたのは、法律に一切触れることなく九十九人の命を奪ったという恐怖の〈殺人遊戯〉だった。衝撃的な身の上話の果てに、参加者たちを待ち受けていた仰天の結末。乱歩の名作や都筑道夫のホラー短編を大胆にアレンジし、どんでん返しのつづら折りが鮮やかに牙をむく全九篇。
💡 おすすめポイント・見どころ
名作ミステリの遺伝子を受け継ぎつつ、現代の読み手を翻弄する圧倒的な構成力が光る短編集!一筋縄ではいかないどんでん返しの連続に、ページをめくる手が止まらなくなります。マニア心をくすぐるオマージュの数々と、底知れない怪異の妙味が絶妙にブレンドされた至高の知的遊園地です。