年末恒例のミステリ界の総決算、『このミステリーがすごい!2027年版』の予約受付がAmazon等の各書店で開始されました!
毎年「今年読むべき最高のミステリ」を決定づけるランキングですが、今回の2027年版は例年以上に攻めた企画とレジェンド作家陣の集結で、発売前から早くも大きな話題を呼んでいます。
この記事では、現在判明している発売情報や定価、そして注目の豪華特集内容をいち早くまとめました。
『このミス2027年版』の概要と発売情報
- 書名:『このミステリーがすごい! 2027年版』
- 編集:『このミステリーがすごい!』編集部(宝島社)
- 定価:990円(税込)
- 形式:単行本(ムック)
- 対象期間:2025年11月〜2026年10月に刊行されたミステリ小説
💡 **なぜ2026年発売なのに「2027年版」?** 『このミス』は「発表年の翌年」をタイトルに冠するルールとなっています。そのため、**2026年12月に発表される最新ランキングは『2027年版』**となります。「2026年版」は前年(2025年末発表)のデータとなりますので、お探しの際はお気をつけください。
見どころ①:ARGクリエイター「第四境界」特集&望月けい描き下ろし表紙
今回の大きな目玉のひとつが、インターネット上で爆発的な考察ブームを巻き起こしている体験型謎解き・ARG(代替現実ゲーム)のクリエイター集団「第四境界」の総力特集です。
表紙を飾るのは、人気イラストレーター望月 けいによる描き下ろしイラスト。さらに、第四境界の総監督を務める藤澤 仁へのスペシャルインタビューも掲載されます。
小説という枠組みを越えて広がる「現代の謎解き・ミステリ体験」の最前線に迫る、ファン必見の特集となっています。
見どころ②:新本格ミステリー40周年前夜!豪華作家陣の鼎談&エッセイ
もうひとつの目玉は、ミステリ史を語る上で欠かせない「新本格ミステリーブーム」の40周年前夜を記念した特別企画です。
綾辻行人 × 有栖川有栖 × 法月綸太郎 の豪華鼎談
新本格ムーブメントを黎明期から牽引し、今なお第一線で傑作を生み出し続ける3による奇跡の鼎談が実現。当時の熱気からこれからのミステリの未来まで、どのような秘話が飛び出すのか期待が高まります。
レジェンド作家・関係者によるエッセイ
さらに、新本格のパイオニアである島田 荘司、笠井 潔をはじめ、ムーブメントを創り支えてきた作家・編集者陣による貴重なエッセイも多数収録。本格ミステリファンにとっては永久保存版の1冊になりそうです。
【徹底予想】2027年版(2026年総決算)の有力候補12選!
対象期間(2025年11月〜2026年10月)に刊行された作品の中から、今年のランキング上位争いに食い込んでくるであろう注目作を厳選しました!
選出した作家は『このミス』常連組を中心にピックアップ(あと、個人的に『王様のブランチ』の特集で見かけて気になった作品も混ざっていますw)。
著者名の五十音順にてご紹介します。
1. 阿津川辰海『デッドマンズ・チェア』
緻密極まるロジックと多重解決の旗手として、近年のランキング上位を席巻し続ける阿津川 辰海。今作でもその構築美は健在で、本格ミステリ読者の期待を裏切らない重厚な謎解きが堪能できます。今回もベストテン入り候補筆頭!?
2. 梓崎優『狼少年ABC』
短編の名手として圧倒的な筆力を誇りながらも、長らく音沙汰がなかった梓崎 優による超待望の新作(あと、個人的にファン)!緻密な論理構成と文学的な余韻が際立つ待望の一冊となっており、久々のランクインどころか上位への躍進に期待が高まります。
3. 白井智之『本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件』
奇想天外な多重解決とエクストリームな設定で知られ、近年のこのミスでもすっかり常連となった白井 智之。過去の順位推移を振り返ると、2023年版の2位から「4位 ⇒ 9位 ⇒ 26位」と推移してきており、唯一無二のタイトルセンスが光る本作で悲願のトップ10返り咲きを果たせるか注目です!
4. 月村了衛『機龍警察 漆黒社会』
ハードボイルドと警察小説、そして至高のSFが見事に融合した金字塔シリーズ最新作。『機龍警察』シリーズはこれまで何度もこのミス上位にランクインを果たしてきた絶対的ブランドです。今作も圧倒的な筆致と緊迫感で、堂々の上位進出が確実視されます。
5. 辻村深月『ファイア・ドーム』
人間の内面をえぐる心理描写と精緻な伏線回収で読者を魅了し続ける辻村 深月。実はここ4年はランクインから遠ざかっており、過去最高位は劇場アニメ化も果たした『かがみの孤城』(2018年版)の8位。本作の圧倒的な完成度で、キャリア初となるトップ5入りを果たすか要注目です。
6. 東野圭吾『永遠の記憶』
日本ミステリ界の頂点に君臨し続けた巨匠・故・東野 圭吾の遺作。胸に迫る人間ドラマと卓越したプロットが融合した珠玉のサスペンスであり、長年ミステリを愛してきた読者の一人としても、個人的にぜひトップ5以内(できれば1位)に選出されてほしいと強く願う特別な一作です。
7. 七河迦南『わたしがいなくなった世界に』
繊細な筆致と叙情的な世界観、そして鮮やかなロジックで根強いファンを持つ七河 迦南。静謐な空気感の中に巧みに張り巡らされた謎と伏線が見事で、ミステリ通・選考委員陣から高得点を集めそうな注目作です。
8. 麻根重次『シュレディンガーの密室』
タイトルから本格ミステリファンの心を掴んで離さない話題作。物理学の思考実験をモチーフにした斬新な密室トリックと理論的な解明劇がSNSや読書メーター等でも大きな話題を呼び、今年の大穴・ダークホースとして上位争いに名乗りを上げています。(王様のブランチでも特集されていました。)
9. 睦月準也『月下の盤』
盤上の知略戦と殺人ミステリが濃密に絡み合うサスペンス。張り詰めた緊張感の中で徐々に明かされていく真実の構図が見事で、知的なミステリを好むコアな読者層から絶賛を集めています。
10. 結城真一郎『少年ABCの完璧な選択』
『#真相をお話しします』で現代的なミステリの潮流を切り拓いた結城 真一郎。時代性を捉えた鋭いプロットと予想を裏切る切れ味鋭いツイストは本作でも健在で、今年のランキングでも上位に食い込んでくる気配を漂わせています。(こちらも王様のブランチでも特集されていました。)
11. 夕木春央『楽園』
初選出から4年連続選出中という驚異的な実績を誇る夕木 春央。圧倒的な世界観と企みに満ちた本作『楽園』で、ついに自身初となる「国内編第1位」の栄冠を掴み取るか大本命の1冊です!
12. 米澤穂信『倫敦スコーンの謎』
アニメ化でも大きな脚光を浴びた大人気〈小市民〉シリーズの最新作!同シリーズの過去最高順位は、2025年版『冬期限定ボンボンショコラ事件』で記録した第2位。日常の謎を極上のロジックで解き明かす名手・米澤 穂信が放つ今作が、どこまで順位を伸ばすか期待が膨らみます。
2026年のミステリー小説ランキング・ベスト20
今年1年を賑わせた超話題作から、識者たちが熱烈に推す隠れた大傑作まで、今年の国内編1位の栄冠に輝くのはどの作品なのか、発表の瞬間から目が離せません。
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