まほり
膨大な古文書のデータから上州に伝わる子間引きの風習に迫る裕は、決して語られない母親の系譜を探求していた。一方、巣守郷を独自調査していた少年・淳が監禁された少女を救おうと奮闘し、二人の道が交差する。古文書の翻刻や市子の存在が絡み合い、かつてない恐怖と青春が混ざり合う前代未聞の伝奇ホラーミステリーが展開される。
💡 おすすめポイント・見どころ
古文書の解読という地道な作業から浮かび上がってくる凄惨な伝奇の歴史が異様なリアリティを放っています。単なるホラーに留まらず、少年たちの必死の救出劇や隠された血縁の謎が複雑に絡み合うジュブナイルとしての色気も絶品。ページをめくる手が止まらなくなる、圧倒的な熱量を秘めた超弩級エンターテインメントの真骨頂です。