雪の階
昭和十年の秋、富士の樹海で女子学習院の生徒が陸軍士官と共に心中遺体となって発見される。心中事件に疑問を抱く親友・惟佐子の元へ、死んだはずの少女から遠方での消印が押された葉書が届く。複雑に絡み合う謎の裏で、時代は二・二六事件へと突き進んでいく。
💡 おすすめポイント・見どころ
昭和初期という緊迫の時代背景の中で繰り広げられる、重厚な歴史ミステリの傑作です!不可解な消失トリックと多彩な登場人物たちが織りなす人間模様が、歴史の大きなうねりへと繋がっていく構成が見事の一言。知的好奇心を刺激される極上の読書体験!