記憶破断者
💡 信じられるのはノートの文字だけ。記憶が消える前に奴を討て。
見覚えのない一室で目覚めた二吉は、目の前にある一冊のノートから自分が前向性健忘症であり、今まさに殺人鬼と戦っていることを知る。その殺人鬼は、人に直接触れることで記憶を自在に改竄するという恐るべき能力を持っていた。周囲の誰もが信じてくれない絶望的な状況の中、記憶が維持できない二吉は独自の手段で殺人鬼を追いつめようとする。極限の状況下で繰り広げられる、記憶をめぐる知略と生存の死闘を描く。
💡 おすすめポイント・見どころ
記憶が次々とリセットされるという絶望的なハンデを背負った男が、狂気の殺人鬼に挑む究極の頭脳戦スリラーです。ノートの記録だけを頼りに真実を導き出そうとする主人公の焦燥感が、読者をも同じ迷宮へと引きずり込みます。人に触れるだけで記憶を書き換えるという唯一無二の能力設定が、物語に予測不能のツイストをもたらします。ページをめくるたびに形勢が逆転するスリルに満ちた、最後まで油断ならない知的サバイバル小説です。