偽装同盟
日露戦争終結から十二年が経過し、ロシアの属国と化したもうひとつの大正時代。外交権と軍事権を剥奪された日本で、警視庁の新堂は連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、その身柄をロシア当局に奪われてしまう。さらに女性殺害事件の捜査中、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられる。
💡 おすすめポイント・見どころ
もしも日本が戦争に負けていたらという圧倒的な「もしも」を描き出す、極上の改変歴史警察小説!ロシアの支配下に置かれた大正という異色の舞台で、警察官としての矜持を貫こうとする主人公の生き様が非常にクールです。時代の空気をリアルに切り取る重厚な筆致が見事の一言。