潮首岬に郭公の鳴く
函館で名高い岩倉家の美人三姉妹のうち、三女が行方不明となる事件が発生する。海岸で見つかった遺留品のそばに落ちていたのは、血糊のついた鷹のブロンズ像であり、それはもともと姉妹の家に飾られていた凶器と見なされる物だった。手がかりが一切得られないまま捜査は行き詰まりを見せ、事件はさらに予想外の展開へと突入していく。
💡 おすすめポイント・見どころ
本格ミステリの醍醐味をこれでもかと詰め込んだ、驚愕の結末が待ち受ける傑作ミステリ!美しい函館の情景を背景に、緻密に張りめぐらせた伏線が読者を巧みに翻弄します。手詰まりとなった捜査から一気に真相へと雪崩れ込む構成の妙は圧巻の一言。ミステリファンなら絶対に読んでおくべき、鮮烈なサプライズがここにあります!