六色の蛹
昆虫好きの心優しい青年・魞沢泉が訪れる先々で不可解な事件に遭遇する。ハンターの銃撃事件の謎を探る「白が揺れた」、季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」、ピアニストの遺品から消えた楽譜の行方を追う「青い音」など全六編。泉は巧みな推理で謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みにそっと寄り添う。
💡 おすすめポイント・見どころ
日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞した『蝉かえる』に続く、大人気シリーズ待望の最新作!昆虫に関する豊かな知識をベースにした鮮やかな謎解きはもちろんのこと、登場人物たちの傷ついた心に優しく寄り添う温かな眼差しが最大の魅力です。読後に心がじんわりと温かくなる、極上の連作短編集。