横溝正史探偵小説選 5
💡 日本ミステリーの原点にして頂点、巨匠が遺した黄金の17編。
死体のない寄宿舎内の殺人を描くデビュー作「恐ろしき四月馬鹿」をはじめ、耽美や本格推理の傑作が連なる。河を流れてきた蝋人形が悲劇の幕開けを告げる「猫と蝋人形」や、名作『犬神家の一族』の原点とされる「車井戸は何故軋る」など、著者の多岐にわたる足跡を刻んだベスト短編集である。
💡 おすすめポイント・見どころ
日本のミステリ界が誇る巨匠の初期衝動と技巧の変遷が、この一冊に凝縮されています。名探偵の活躍から人間の狂気を抉る暗黒の心理劇まで、ジャンルの枠を軽々と飛び越える筆力には圧倒されるほかありません。現在では入手困難な初出誌をもとに編まれた、すべてのミステリファン必携の記念碑的アンソロジーです。