『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

籠の鸚鵡
2017年版 第41位 23 点

籠の鸚鵡

バブル景気沸き立つ1980年代半ばの和歌山。ヤクザ、ホステス、不動産業者、町役場の出納室長。交錯する欲望と身勝手な思惑は彼らを追い詰め、やがて二つの巧妙な殺人が引き起こされる。情事と裏切りの果てに待ち受ける、冷徹な現実。欲望のままに突き進んだ人間たちが辿り着く、無残でむき出しの末路。

💡 おすすめポイント・見どころ

バブル期の狂騒と人間の業を冷徹に切り取る、迫真のクライム・ノヴェル!登場人物たちのドス黒い欲望が絡み合い、取り返しのつかない終着点へ雪崩れ込んでいくスリルがたまりません。怒涛の展開と静謐な思索が絶妙なバランスで共存する、著者の一つの到達点を示す傑作です。

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