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『このミステリーがすごい!』大賞 第18回(2019年度)『KONOMYS』 GP Volume 18 (2019 Edition)

『このミステリーがすごい!』大賞 第18回(2019年度)

マニアックな領域の薀蓄を巧みにミステリーに落とし込んだ作品、歌田年『模型の家、紙の城』(応募時筆名:歌明田敏)が大賞に決定しました。優秀賞には、ロジカルな推理で被害者の死亡時刻を突き止める朝永理人『君が幽霊になった時間』(応募時筆名:泡沫栗子)が選ばれました。
また、ドラマ化を前提とした賞、U-NEXT・カンテレ賞には、都市伝説をめぐって人間の悪意を描く学園ミステリー、貴戸湊太『ユリコは一人だけになった』(応募時筆名:貴志祐方)に決定いたしました。
(「宝島社 『このミステリーがすごい!』大賞 公式サイト」より)

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  • 大賞大賞紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人(応募時タイトル:模型の家、紙の城/応募時筆名:歌明田敏)


    著者:歌田年

    どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。
    ある日そこに「紙鑑定」を「神探偵」と勘違いした女性が、彼氏の浮気調査をしてほしいと訪ねてくる。
    手がかりはプラモデルの写真一枚だけ。
    ダメ元で調査を始めた渡部は、伝説のプラモデル造形家・土生井と出会い、意外な真相にたどり着く。
    さらに翌々日、行方不明の妹を捜す女性が、妹の部屋にあったジオラマを持って渡部を訪ねてくる。
    土生井とともに調査を始めた渡部は、それが恐ろしい大量殺人計画を示唆していることを知り―。
    第18回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。
    (「BOOK」データベースより)

    受賞優秀賞幽霊たちの不在証明(応募時タイトル:君が幽霊になった時間/応募時筆名:泡沫栗子)


    著者:朝永理人

    羊毛高校文化祭の二日目の午後、二年二組のお化け屋敷で、首吊り幽霊に扮していたクラス委員・旭川明日葉の絞殺死体が発見された。
    彼女に想いを寄せていた「僕」こと閑寺尚は、打ちひしがれながらもその仇を討つべく、クラスメイトの甲森瑠璃子とともに調査に乗り出す。
    幽霊役の彼女はいつ本物の死体になったのか。
    分刻みの“時間当て”で犯人を絞り込む本格フーダニット・パズラーの傑作!2020年第18回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。
    (「BOOK」データベースより)

    受賞U-NEXT・カンテレ賞そして、ユリコは一人になった(応募時タイトル:ユリコは一人だけになった/応募時筆名:貴志祐方)


    著者:貴戸湊太

    百合ヶ原高校には「ユリコ様伝説」がある。
    ユリコという名を持つ生徒は超常的な力で守られ、逆らう者には不幸が訪れる。
    ただしユリコ様になれるのは一人だけ。
    ユリコが二人以上いた場合、彼女たちも不幸な目にあって転校や退学をし、一人だけが残る。
    新入生の百合子は伝説を聞いて怯えるが、親友の美月に単なるオカルトだとなだめられる。
    しかし、ユリコという名の生徒が屋上から転落し―。
    第18回『このミステリーがすごい!』大賞U‐NEXT・カンテレ賞受賞作。
    (「BOOK」データベースより)

    隠し玉隠し玉犬の張り子をもつ怪物(応募時タイトル:はぐれた金魚は帰れない/応募時筆名:藍沢すな)


    著者:藍沢今日

    第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品。
    前代未聞のホラーサスペンス!
    大阪市内の小学校で35名が虐殺される襲撃事件が起こった。
    犯人はアリアと名乗る女。
    彼女が鈴を鳴らすと、人々の体がひとりでに浮かび上がり、生きたままばらばらに引き裂かれる。
    その場にいた誰もがパニックになる中、警察官・夏木には見えていた。
    アリアの口から生み出された巨大な犬の張り子が、人々を噛み殺し、蹂躙するさまがーー。
    一部の人間にしか視認することのできない犬の張り子の思念物体を用い、人を殺したと自白したアリア。
    しかし、科学的に証明できない殺害方法をとった彼女を、裁くことはできない。
    「無罪になり出所したら殺戮を繰り返す」と公言するアリアを止めるため、夏木は彼女の犯行を証明しようと奔走するが……。
    (宝島社公式Webサイトより)

    隠し玉隠し玉ガラッパの謎 引きこもり作家のミステリ取材ファイル(応募時タイトル:鰓を食らい、毒を矯む/応募時筆名:初宿遊魚)


    著者:久真瀬敏也

    「引きこもり」作家として活躍する石田水瀬と幼馴染の徳川大樹。
    「隠れキリシタン」の新説に挑むため、「引きこもり」なのに、なんとか取材にやってきたが、調査は思わぬ方向へと広がってゆく。
    キリシタン大名、河童の一種「ヨッカブイ」、さらには「妖怪」「ユダヤ教」「一向宗」…。
    「河童の手」、山に入り山童となる河童。
    次から次に繋がっていく謎。
    彼らは歴史の常識を覆す新説に辿り着けるのか。
    (「BOOK」データベースより)

    候補わたしの殺した力士


    著者:走水剛

    候補フィオレンティーノ


    著者:平島摂子

    候補贋者江戸川乱歩


    著者:野地嘉文

    候補闇だまり


    著者:雨地草太郎

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