『このミステリーがすごい!』非公式サイト 【このミスまとめ】

このミステリーがすごい!2018年版『KONOMYS』 2018 Edition

このミステリーがすごい!2018年版

このミステリーがすごい!2018年版 国内編ランキング(1位⇒42位)を、あらすじや得点などの情報と併せて掲載しています。
奥付表記で2016年11月~2017年10月に発行されたミステリー作品が対象です。
アンケート回答者(国内74名)が選出した作品について、以下の配点により集計しています。
点数が20点に満たない作品はランキング対象外となります。
【1位】10点 / 【2位】9点 / 【3位】8点 / 【4位】7点 /【5位】6点 / 【6位】5点

< 前年(2017年版) 翌年(2019年版) >

  • 第1位 ⇒ 第10位

    第1位第1位屍人荘の殺人
    (232点)


    著者:今村昌弘

    神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
    合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
    緊張と混乱の一夜が明けー。
    部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。
    しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!!
    究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!
    奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!
    (「BOOK」データベースより)

    第2位第2位ホワイトラビット
    (182点)


    著者:伊坂幸太郎

    仙台で人質立てこもり事件が発生。
    SITが交渉を始めるがー。
    伊坂作品初心者から上級者まで、没頭度MAX!
    書き下ろしミステリー。
    (「BOOK」データベースより)

    第3位第3位機龍警察 狼眼殺手
    (169点)


    著者:月村了衛

    経産省とフォン・コーポレーションが進める日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。
    特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが何者かによって関係者が次々と殺害されていく。
    謎の暗殺者に翻弄される警察庁。
    だが事態はさらに別の様相を呈し始める。
    追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とはー生々しいまでに今という時代を反映する究極の警察小説シリーズ、激闘と悲哀の第5弾。
    (「BOOK」データベースより)

    第4位第4位ミステリークロック
    (118点)


    著者:貴志祐介

    防犯探偵・榎本径、史上最難の推理。
    時計だらけの山荘、奇妙な晩餐会。
    「事故死」は「秒単位で仕組まれた殺人」へ変貌する。
    (「BOOK」データベースより)

    第5位第5位いくさの底
    (84点)


    著者:古処誠二

    戡定後のビルマの村に急拵えの警備隊として配属された賀川少尉一隊。
    しかし駐屯当日の夜、何者かの手で少尉に迷いのない一刀が振るわれる。
    敵性住民の存在が疑われるなか、徹底してその死は伏され、幾重にも糊塗されてゆくー。
    善悪の彼岸を跳び越えた殺人者の告白が読む者の心を掴んで離さない、戦争ミステリの金字塔!
    (「BOOK」データベースより)

    第6位第6位狩人の悪夢
    (76点)


    著者:有栖川有栖

    人気ホラー作家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、京都・亀岡にある彼の家、「夢守荘」を訪問することに。
    そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。
    しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見されて…。
    臨床犯罪学者・火村と、相棒のミステリ作家・アリスが、悪夢のような事件の謎を解き明かす!
    (「BOOK」データベースより)

    第7位第7位遠縁の女
    (70点)


    著者:青山文平

    『機織る武家』血の繋がらない三人が身を寄せ合う、二十俵二人扶持の武家一家。
    生活のため、後妻の縫は機織りを再開する。
    『沼尻新田』新田開発を持ちかけられ当惑する三十二歳当主。
    実地検分に訪れた現地のクロマツ林で、美しい女に出会う。
    『遠縁の女』寛政の世、浮世離れした剣の修行に出た武家。
    五年ぶりに帰国した彼を待っていたのは、女の仕掛ける謎ー。
    直木賞受賞作「つまをめとらば」に続く清冽な世界。
    傑作武家小説集。
    (「BOOK」データベースより)

    第8位第8位かがみの孤城
    (69点)


    著者:辻村深月

    どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然、鏡が光り始めた。
    輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の7人が集められていた。
    9時から17時まで。
    時間厳守のその城で、胸に秘めた願いを叶えるため、7人は隠された鍵を探すー
    (「BOOK」データベースより)

    第9位第9位盤上の向日葵
    (68点)


    著者:柚月裕子

    埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。
    遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。
    それから四か月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。
    向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦の会場だ。
    世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とはー!?
    (「BOOK」データベースより)

    第10位第10位開化鐵道探偵
    (64点)


    著者:山本巧次

    明治十二年晩夏。
    鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。
    「京都‐大津間で鉄道を建設中だが、その逢坂山トンネルの工事現場で不審な事件が続発している。
    それを調査する探偵として雇いたい」という井上の依頼を伝え、面談の約束を取りつけるためだった。
    井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。
    逢坂山へ向かった小野寺たちだったが、現場に到着早々、仮開業間もない最寄り駅から京都に向かった乗客が、転落死を遂げたという報告を受ける。
    死者は工事関係者だった!
    現場では、鉄道工事関係者と、鉄道開発により失業した運送業者ら鉄道反対派との対立が深まるばかり。
    そんな中、更に事件が…。
    (「BOOK」データベースより)

    馳星周『不夜城』以来、21年ぶりのデビュー作での第1位に輝いたのは今村昌弘!

    第27回鮎川哲也賞を受賞した『屍人荘の殺人』の今村昌弘が第1位に輝きました。
    デビュー作が『このミス』トップに選出されたのは馳星周『不夜城』以来、実に21年ぶりとのこと。
    井上真偽、早坂吝、青崎有吾ら期待の若手ミステリ作家に追随できるでしょうか。
    次回作以降も本当に楽しみな作家の誕生です。

    ランクイン常連の伊坂幸太郎が第2位。
    2014年版に『死神の浮力』で第5位となって以来の作品、著者の故郷である仙台を舞台にしたミステリ『ホワイトラビット』が選出されました。

    こちらも常連中の常連、月村了衛の『機龍警察』シリーズである『機龍警察 狼眼殺手』が第3位に選出されました。
    そして、4~10位には貴志祐介、有栖川有栖ら古豪から辻村深月や柚月裕子らの新鋭作家が名を連ね、30周年にふさわしい結果となりました。

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  • 第11位 ⇒ 第20位

    第11位第11位ブルーローズは眠らない
    (63点)


    著者:市川憂人

    両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。
    彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。
    一方、“ジェリーフィッシュ”事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査してほしいという依頼を受ける。
    ところが両者との面談の後、旋錠された温室内で切断された首が発見される。
    扉には血文字が書かれ、バラの蔓が壁と窓を覆った堅固な密室状態の温室には、縛られた生存者が残されていた。
    各種年末ミステリベストにランクインした、『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾!
    (「BOOK」データベースより)

    第12位第12位地獄の犬たち
    (62点)


    著者:深町秋生

    東京のヤクザ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。
    その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。
    実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。
    後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。
    兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。
    十朱は警察庁を揺るがす、ある“秘密”を握っていた。
    ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが…。
    (「BOOK」データベースより)

    第13位第13位あとは野となれ大和撫子
    (57点)


    著者:宮内悠介

    中央アジアのアラルスタン。
    ソビエト時代の末期に建てられた沙漠の小国だ。
    この国では、初代大統領が側室を囲っていた後宮を将来有望な女性たちの高等教育の場に変え、様々な理由で居場所を無くした少女たちが、政治家や外交官を目指して日夜勉学に励んでいた。
    日本人少女ナツキは両親を紛争で失い、ここに身を寄せる者の一人。
    後宮の若い衆のリーダーであるアイシャ、姉と慕う面倒見の良いジャミラとともに気楽な日々を送っていたが、現大統領が暗殺され、事態は一変する。
    国の危機にもかかわらず中枢を担っていた男たちは逃亡し、残されたのは後宮の少女のみ。彼女たちはこの国をー自分たちの居場所を守るため、自ら臨時政府を立ち上げ、「国家をやってみる」べく奮闘するが…!?内紛、外交、宗教対立、テロに陰謀、環境破壊と問題は山積み。それでも、つらい今日を笑い飛ばして明日へ進み続ける彼女たちが最後に掴み取るものとはー?
    (「BOOK」データベースより)

    第14位第14位タフガイ
    (55点)


    著者:藤田宜永

    1974年東京。
    探偵・浜崎順一郎は事務所近くで身なりのよい少年を保護した。
    少年を親元に送り届けた浜崎は、彼の父親がかつての悪友で、今や名家の継嗣となった石雄であることを知る。
    だが、旧交を温める間もなく石雄の義妹が殺された。
    逃亡した容疑者が見つかれば解決と思われたが、なぜか石雄は事件に関わるなと主張し…
    名家の悲劇と男の友情を描く傑作私立探偵小説。
    (「BOOK」データベースより)

    第15位第15位鮎川哲也探偵小説選
    (54点)


    著者:鮎川哲也

    戦後推理小説文壇の巨匠、鮎川哲也の知られざる作品がよみがえる。
    未完の遺稿「白樺荘事件」、ファン待望の単行本初収録!雪の山荘を舞台にした連続殺人事件に名探偵・星影龍三が挑む「白の恐怖」を半世紀ぶりに復刻し、ロマンチシズムの色気が漂う「寒椿」、無邪気さの中に恐怖を描いた掌編「草が茂った頃に」など、単行本未収録作品を一挙集成。
    別名義で発表された十二作の絵物語も挿絵付きで完全収録。
    (「BOOK」データベースより)

    第16位第16位帝都大捜査網
    (53点)


    著者:岡田秀文

    昭和十一年、夏。死体が発見されるたびに、なぜか刺し傷の数がひとつずつ減ってゆく。
    殺された男たちのあいだに交友関係などは一切見つからず、共通しているのは全員が多額の借金を背負っていたことのみ。
    警視庁特別捜査隊は奇妙な連続刺殺事件の謎を追い、帝都全体に捜査の網を広げてゆくがー。
    捜査隊隊長が目の当たりにした、事件の異様な構図とは?
    (「BOOK」データベースより)

    第17位第17位いまさら翼といわれても
    (46点)


    著者:米澤穂信

    神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまった。
    夏休み前のえるの様子、伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、課題曲、ある人物がついた嘘ー折木奉太郎が導き出し、ひとりで向かったえるの居場所は。
    そして、彼女の真意とは?(表題作)。
    奉太郎、える、里志、摩耶花ー“古典部”4人の過去と未来が明らかになる、瑞々しくもビターな全6篇!
    (「BOOK」データベースより)

    第18位第18位マツリカ・マトリョシカ
    (44点)


    著者:相沢沙呼

    校内にある「開かずの扉」で事件が発生!現場は密室の上、過去にも似たような事件が起きていて…
    二つの謎を、マツリカさんはどう解く!?
    男子高校生・柴山と、廃墟に住む妖艶な美女が織り成す、青春学園ミステリ!!
    (「BOOK」データベースより)

    第18位第18位天上の葦
    (44点)


    著者:太田愛

    白昼、老人は渋谷の交差点で何もない空を指して絶命した。
    死の間際、老人はあの空に何を見ていたのか。
    突き止めれば一千万円の報酬を支払う。
    興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。
    老人が死んだ同じ日、一人の公安警察官が忽然と姿を消した。
    その捜索を極秘裏に命じられる刑事・相馬。廃屋に残された夥しい血痕、老人のポケットから見つかった大手テレビ局社長の名刺、遠い過去から届いた一枚の葉書、そして闇の中の孔雀。
    二つの事件がひとつに結ばれた先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた。
    鑓水、修司、相馬の三人が最大の謎に挑む。
    (「BOOK」データベースより)

    第18位第18位月の満ち欠け
    (44点)


    著者:佐藤正午

    欠けていた月が満ちるとき、喪われた愛が甦る。
    第157回直木賞受賞。
    (「BOOK」データベースより)

    鮎川哲也、没後初選出。未完作を含んだ単行本未収録作集はファン必見!

    鮎川哲也が没後初選出されました。未完作を含んだ単行本未収録作品集とあって、鮎川哲也ファンはもちろんのこと、ミステリファンも気になる一冊ではないでしょうか。

    そして、その鮎川哲也の名を冠した第26回鮎川哲也賞を受賞した市川憂人が『ジェリーフィッシュは凍らない』の続編、『ブルーローズは眠らない』でランクイン。
    2017年版で第10位に輝いた『ジェリーフィッシュー』に続いてのトップ10とはなりませんでしたが、本年は第11位と大健闘!

    相沢沙呼や太田愛は『このミス』とは縁がありませんでしたが、この度初選出となりました。
    それぞれライトノベル作家、脚本家兼作家として活躍し、力をつけてきた結果がまさに現れたと感じました。

    < 前年(2017年版) 翌年(2019年版) >

  • 第21位 ⇒ 第30位

    第21位第21位AX
    (43点)


    著者:伊坂幸太郎

    最強の殺し屋はー恐妻家。
    「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
    一人息子の克巳もあきれるほどだ。
    兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
    引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。
    こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
    『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!
    書き下ろし2篇を加えた計5篇。
    (「BOOK」データベースより)

    第22位第22位探偵が早すぎる
    (41点)


    著者:井上真偽

    父の死により莫大な遺産を相続した女子高生の一華。
    その遺産を狙い、一族は彼女を事故に見せかけ殺害しようと試みる。
    一華が唯一信頼する使用人の橋田は、命を救うためにある人物を雇った。
    それは事件が起こる前にトリックを看破、犯人(未遂)を特定してしまう究極の探偵!完全犯罪かと思われた計画はなぜ露見した!?
    史上最速で事件を解決、探偵が「人を殺させない」ミステリ誕生!
    (「BOOK」データベースより)

    第23位第23位Y駅発深夜バス
    (40点)


    著者:青木知己

    運行しているはずのない深夜バスに乗った男は、摩訶不思議な光景に遭遇したー
    奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作、女子中学生の淡い恋と不安の日々が意外な展開を辿る「猫矢来」、“読者への挑戦”を付したストレートな犯人当て「ミッシング・リング」、怪奇小説と謎解きを融合させた圧巻の一編「九人病」、アリバイ・トリックを用意して殺人を実行したミステリ作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」。
    あの手この手で謎解きのおもしろさを伝える、著者再デビューを飾る“ミステリ・ショーケース”。
    (「BOOK」データベースより)

    第24位第24位沈黙法廷
    (39点)


    著者:佐々木譲

    東京・赤羽。
    絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。
    親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。
    地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。
    しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。
    彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していたー。
    舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!
    無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。
    有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?
    丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー。
    (「BOOK」データベースより)

    第25位第25位Ank: a mirroring ape
    (38点)


    著者:佐藤究

    2026年、多数の死者を出した京都暴動。
    ウィルス、病原菌、化学物質が原因ではない。
    そしてテロ攻撃の可能性もない。
    発端となったのは一頭の類人猿。
    東アフリカからきた「アンク(鏡)」という名のチンパンジーだったー。
    (「BOOK」データベースより)

    第26位第26位この世の春
    (36点)


    著者:宮部みゆき

    憑きものが、亡者が、そこかしこで声をあげる。
    青年は恐怖の果てに、ひとりの少年をつくった…。
    史上最も不幸で孤独な、ヒーローの誕生。
    (「BOOK」データベースより)

    第27位第27位7人の名探偵
    (34点)


    著者:綾辻行人ほか

    テーマは「名探偵」。
    新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。
    ファン垂涎のアンソロジーが誕生!
    綾辻行人「仮題・ぬえの密室」 歌野晶午「天才少年の見た夢は」 法月綸太郎「あべこべの遺書」 有栖川有栖「船長が死んだ夜」 我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」 山口雅也「毒饅頭怖い 推理の一問題」 麻耶雄嵩「水曜日と金曜日が嫌い ーー大鏡家殺人事件ーー」
    (「Amazon.co.jp」より)

    第27位第27位悪魔を憐れむ
    (34点)


    著者:西澤保彦

    「その時間、先生が校舎の五階から跳び降り自殺しないように見張っていてほしい」。
    大学OBの居酒屋店主からそう頼まれた匠千暁は、現場で待機していたにもかかわらず、小岩井先生をみすみす死なせてしまう。
    老教師の転落死の謎を匠千暁が追い、真犯人から「悪魔の口上」を引き出す表題作。
    平塚刑事の実家の母屋で十三年間にわたって起こる、午前三時に置き時計が飛んできてソファで寝ている人を襲う心霊現象の謎と隠された哀しい真実を解く「無間呪縛」。
    男女三人が殺害された現場から被害者二人の首と手首だけが持ち去られ、それぞれ別の場所に放置されていた事件の、犯人の奇妙な動機を推理する「意匠の切断」。
    ホテルの九階に宿泊する元教職者はなぜエレベータを七階と五階で降りたか?…殺人事件の奇想天外なアリバイ工作を見破る「死は天秤にかけられて」。
    ミステリの魔術師・西澤保彦の、四つの珠玉ミステリ連作集。
    (「BOOK」データベースより)

    第29位第29位教場0
    (32点)


    著者:長岡弘樹

    各話に施された恐るべき仕掛けの数々と、驚天動地のラスト!
    トリックメーカー長岡弘樹の面目躍如!
    「刑事コロンボ」「古畑任三郎」に連なる倒叙ミステリーのニューヒーロー!
    ーー各話タイトルの元ネタが分かった方は、かなりの「刑事コロンボ」通です!
    (「Amazon.co.jp」より)

    第30位第30位名探偵は嘘をつかない
    (31点)


    著者:阿津川辰海

    名探偵・阿久津透。
    その性格、傲岸不遜にして冷酷非情。
    妥協を許さず、徹底的に犯人を追い詰める。
    しかし、重大な疑惑が持ちあがった。
    それは、彼が証拠を捏造し、自らの犯罪を隠蔽したというものだったー
    Kappa‐Two応募当時、弱冠20歳。
    新しい才能は、本格ミステリにどう挑んだのか。
    ミステリファン必読のデビュー作!
    (「BOOK」データベースより)

    伊坂幸太郎、宮部みゆきらの登場。そして、再デビュー作家・青木知己が躍進。

    第2位にランクインした伊坂幸太郎がここにも登場。
    『殺し屋』シリーズの最新作、『AX』が第21位に選出されました。

    宮部みゆき、佐々木譲ら実力者に紛れて、謎解きを主とする本格ミステリ『Y駅発深夜バス』で青木知己が第23位にランクインしました。
    かつて『偽りの学舎』でデビューして以来音沙汰のなかった著者が、再デビューという形で登場。
    今後も作品を発表されることに期待しています。

    第30位には阿津川辰海が『名探偵は嘘をつかない』でランクイン。
    本作がデビュー作とのことで、また一人楽しみな若手作家が現れました。

    < 前年(2017年版) 翌年(2019年版) >

  • 第31位 ⇒ 第40位

    第31位第31位息子と狩猟に
    (30点)


    著者:服部文祥

    「秘密は自分の口からバレる。しゃべらなければ絶対にわからない」死体を抱えた振り込め詐欺集団のリーダーと、息子を連れて鹿狩りに来たハンターが山中で遭遇した。
    思いがけない対立の果ての驚愕のラストとは!?
    圧倒的なリアリティと息を呑む展開に震える表題作と、最も危険な山での極限下の出来事を描く「K2」の2篇を収録。
    常に生死と向き合う登山家であり猟師である著者だからこそ、生命の根源に文章表現で迫り得た渾身の傑作小説。
    (「BOOK」データベースより)

    第31位第31位僕が殺した人と僕を殺した人
    (30点)


    著者:東山彰良

    1984年。
    13歳だった。
    夏休みが終わる2日前、ぼくたちの人生はここから大きく狂いはじめたんだ。
    少年時代は儚く、切なく、きらめいている。
    台湾が舞台の青春小説
    (「BOOK」データベースより)

    第31位第31位探偵さえいなければ
    (30点)


    著者:東山彰良

    関東随一の犯罪都市と噂される「烏賊の都・烏賊川市」では、連日、奇妙な事件が巻き起こります。
    時には、私立探偵・鵜飼杜夫が駆けつけられないことも。
    でも大丈夫。この街では事件もたくさん起こるけど、探偵もたくさんいるのです。
    ひょっとしたら、探偵がいなければ事件も起こらないのかも…。
    日本推理作家協会賞にノミネートされた佳編「ゆるキャラはなぜ殺される」など、安定感抜群のユーモアミステリ5編を収録した傑作集!
    (「BOOK」データベースより)

    第34位第34位希望が死んだ夜に
    (28点)


    著者:天祢涼

    14歳の女子中学生が、同級生を殺害した容疑で逮捕された。
    少女は犯行を認めたけれど、動機は語らない。果たして真相は…。
    メフィスト賞作家が描く、社会派青春ミステリ。
    (「BOOK」データベースより)

    第34位第34位(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨
    (28点)


    著者:家原英生

    川津たちが招かれたのは、断崖に建つ「二本の筒が載った家」。
    彼らを迎えたのは不可解な表札「ヴィラ・アーク」。
    豪華な館訪問という楽しいはずの旅に、やがて暗雲が漂いはじめ、事件が起こる。
    消えた黒猫を捜すうちに一人、また一人と行方不明者が…。
    建物の設計に隠された秘密とは何か?謎は深まる。
    やがて嵐がおさまり、真相にたどり着いたかに見えたとき、突然、爆発音が轟く。
    謎は建築家たちによって紐解かれ、最後に明かされる建物の「設計主旨」。
    館もの本格ミステリーは一転して社会派ミステリーへと姿を変える。
    第62回江戸川乱歩賞最終候補作。
    (「BOOK」データベースより)

    第37位第37位義経号、北溟を疾る
    (25点)


    著者:辻真先

    明治天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車する。
    だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた。
    探索に放った諜者は謎の死を遂げた。
    警視総監は元新撰組三番隊長斎藤一こと藤田五郎に探索方を依頼。
    藤田に従うのは清水次郎長の子分、法印大五郎。札幌入りした二人は、不平屯田兵の妻が黒田に乱暴され首吊り死体となった事件を探る。
    書下し長篇歴史冒険推理。
    (「BOOK」データベースより)

    第37位第37位BUTTER
    (25点)


    著者:柚木麻子

    結婚詐欺の末、男性3人を殺害したとされる容疑者・梶井真奈子。
    世間を騒がせたのは、彼女の決して若くも美しくもない容姿と、女性としての自信に満ち溢れた言動だった。
    週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、親友の伶子からのアドバイスでカジマナとの面会を取り付ける。
    だが、取材を重ねるうち、欲望と快楽に忠実な彼女の言動に、翻弄されるようになっていくー。
    読み進むほどに濃厚な、圧倒的長編小説。
    (「BOOK」データベースより)

    第39位第39位愚者の毒
    (24点)


    著者:宇佐美まこと

    一九八五年、上野の職安で出会った葉子と希美。
    互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。
    しかし、希美の紹介で葉子が家政婦として働き出した旧家の主の不審死をきっかけに、過去の因縁が二人に襲いかかる。
    全ての始まりは一九六五年、筑豊の廃坑集落で仕組まれた、陰惨な殺しだった…。
    絶望が招いた罪と転落。
    そして、裁きの形とは?衝撃の傑作!
    (「BOOK」データベースより)

    第40位第40位彼女の色に届くまで
    (23点)


    著者:似鳥鶏

    画廊の息子で幼い頃から画家を目指している緑川礼(僕)は、期待外れな高校生活を送っていた。
    友人は筋肉マニアの変わり者一人。
    美術展の公募にも落選続きで、画家としての一歩も踏み出せず、冴えない毎日だった。
    だが高校生活も半ばを過ぎた頃、僕は学校の絵画損壊事件の犯人にされそうになる。
    その窮地を救ってくれたのは、無口で謎めいた同学年の美少女、千坂桜だった。
    千坂は有名絵画をヒントに事件の真相を解き明かし、それから僕の日々は一変する。
    僕は高校・芸大・社会人と、天才的な美術センスを持つ千坂と共に、絵画にまつわる事件に巻き込まれていくことになり…。
    二人のもどかしい関係の行方はー?見ていた世界が鮮やかに裏切られる、仕掛けと驚きに満ちたミステリー!
    (「BOOK」データベースより)

    東山彰良がダブルランクイン。似鳥鶏は2013年版以来、2度目の選出。

    第31位には東山彰良の2作品がランクイン。
    硬派な『僕が殺した人と僕を殺した人』とライトな『探偵さえいなければ』、対象的な作風が印象的でした。

    家原英生は、本業は建築家という話題の作家です。
    『(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨』は建築をテーマとした作品であり、第62回江戸川乱歩賞の最終候補作となりました。

    久々のランクインは似鳥鶏。
    ライト系の作品で人気ですが、ミステリ畑でも戦えるほどの技術を身に着けています。

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  • 第41位 以下

    第41位第41位暗手
    (22点)


    著者:馳星周

    台湾のプロ野球で八百長に手を染め、罪から逃れるために次々と殺しを重ねた加倉昭彦。
    居場所を失い、顔も名前も変えて過去を抹消、逃れ着いたのはサッカーの地イタリアだったー。
    イタリアの黒社会では、殺し以外の仕事なら何でも請け負い、いつしか「暗手」ー暗闇から伸びてくる手と呼ばれるようになっていた。
    そんなある日、サッカー賭博の帝王・王天から、中堅チームに所属する日本人ゴールキーパー・大森怜央に八百長をさせろとの依頼が舞い込む。計画実行に向けて着実に準備を進めていく加倉だったが、大森の姉の写真を目にしてから過去の記憶がよみがえり、計画の歯車が狂い始める…。
    (「BOOK」データベースより)

    第42位第42位ゲームの王国
    (21点)


    著者:小川哲

    サロト・サルー後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子とされるソリヤ。
    貧村ロベーブレソンに生を享けた、天賦の智性を持つ神童のムイタック。
    皮肉な運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1975年のカンボジア、バタンバンで出会った。
    秘密警察、恐怖政治、テロ、強制労働、虐殺ー百万人以上の生命を奪ったすべての不条理は、少女と少年を見つめながら進行する…あたかもゲームのように。
    (「BOOK」データベースより)

    第42位第42位黄砂の籠城
    (21点)


    著者:松岡圭祐

    一九〇〇年春、砂塵舞う北京では外国人排斥を叫ぶ武装集団・義和団が勢力を増していた。
    暴徒化して教会を焼き討ち、外国公使館区域を包囲する義和団。
    足並み揃わぬ列強十一ヵ国を先導したのは、新任の駐在武官・柴五郎率いる日本だった。
    日本人の叡智と勇気を初めて世界が認めた、壮絶な闘いが今よみがえる。
    (「BOOK」データベースより)

    第42位第42位転生の魔
    (21点)


    著者:笠井潔

    謎の女「ジン」の捜索依頼を受けた私立探偵飛鳥井は43年前の消失事件の関係者を探るうちに現代日本の病巣と密接につながった忌まわしき犯罪の存在に気づく。
    (「BOOK」データベースより)

    第42位第42位濱地健三郎の霊なる事件簿
    (21点)


    著者:有栖川有栖

    心霊探偵・濱地健三郎には鋭い推理力と、幽霊を視る能力がある。
    新宿に構える事務所には、奇妙な現象に悩まされる依頼人だけでなく、警視庁捜査一課の辣腕刑事も秘密裡に足を運ぶ。
    ホラー作家のもとを夜ごと訪れる、見知らぬ女の幽霊の目的とは?
    お化け屋敷と噂される邸宅に秘められた忌まわしい記憶とは?
    ある事件の加害者が同じ時刻に違う場所にいられたのは、トリックなのか、生霊の仕業なのか?リアルと幻惑が絡み合う不可思議な事件に、ダンディな心霊探偵が立ち向かう。
    端正なミステリーと怪異の融合が絶妙な7篇。
    (「BOOK」データベースより)

    第42位第42位ディレクターズ・カット
    (21点)


    著者:歌野晶午

    報道ワイド番組の人気コーナー「明日なき暴走」で紹介される、若者たちの繰り返す無軌道、無分別な行動が、じつは下請け制作会社の有能な突撃ディレクター仕込みのやらせだった。
    やらせディレクターはさらなる視聴率アップを狙い加速度的暴走を開始。
    職務停止に追い込まれながらも、警察の裏をかいて連続殺人鬼とコンタントをとり、しかもそれを映像に収めたいディレクターの思惑どおり、殺人鬼は生中継の現場に現れるのか!?
    ラスト大大大どんでん返しの真実と、テレビ人間の業に、読者は慄然とし言葉を失う!
    (「BOOK」データベースより)

    ミステリ界を牽引する笠井潔、有栖川有栖、歌野晶午らが登場!人気シリーズ作家の松岡圭祐が久々のランクイン。

    言わずと知れた人気ミステリ作家、笠井潔、有栖川有栖、歌野晶午らがギリギリながらもランクインしました。
    特に歌野晶午はランクイン常連ながらトップ10からは遠ざかっている状況。
    次回作は上位ランクインとなるでしょうか。

    『万能鑑定士Q』シリーズの松岡圭祐は2003年版以来のランクイン。
    実力者だけに、歌野晶午らと同様に次回はもっと上位での登場に期待です。

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