『このミス』ランクイン著者一覧 AUTHORS LIST
あ行
逢坂 冬馬
あいさか とうま圧倒的な熱量とリアリティで戦争の過酷さと人間の尊厳を描き出す気鋭の小説家。デビュー作『同志少女よ、敵を撃て』でアガサ・クリスティー賞大賞と本屋大賞をダブル受賞し、歴史の闇に埋もれたドラマを掘り起こす重厚なストーリーテリングで絶大な支持を得ています。
相沢 沙呼
あいざわ さこ鮮やかな伏線回収と読者の予想を裏切る巧みな構成力で、現代のミステリシーンを牽引している注目の作家です。数々のミステリランキングで1位を獲得し4冠を達成した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』など、ポップでありながら本格的な謎解きを楽しめる作品を次々と発表しています。
青崎 有吾
あおさき ゆうごエラリー・クイーンを彷彿とさせる緻密でロジカルな本格ミステリで、現代の推理小説界を牽引する気鋭の作家です。鮮烈なゲーム的謎解きを描いた『地雷グリコ』で本格ミステリ大賞や山本周五郎賞など数々の文学賞に輝き、独自のアイデアと冴え渡る論理構築で多くの謎解きファンを魅了し続けています。
青本 雪平
あおもと ゆきひら現代のミステリシーンに新たな風を吹き込む、独創的なアイデアと巧みなストーリーテリングが持ち味の作家です。予想を裏切る巧妙なトリックやサスペンスフルな展開で、目の肥えたミステリファンを唸らせる作品を次々と生み出しています。
青山 文平
あおやま ぶんぺい人間の業や時代の空気を鋭く切り取る時代小説の名手として、高い評価を得ている小説家です。第18回松本清張賞を受賞した『白樫の樹の下で』や、第154回直木三十五賞に輝いた『つまをめとらば』など、緻密な歴史背景と人物造形が光る傑作を次々と世に送り出しています。
浅倉 秋成
あさくら あきなり物語の随所に張り巡らされた幾重もの伏線が鮮やかに回収されるスリリングな展開から、「伏線の狙撃手」の異名を持つ気鋭の小説家です。就職活動をテーマにした『六人の嘘つきな大学生』が本屋大賞ノミネートや直木賞候補となるなど、現代のエンターテインメントミステリ界を牽引する圧倒的な構成力と驚きに満ちた物語で多くの読者を熱狂させています。
浅沢 英
あさざわ えい独自の視点と緻密な心理描写で物語を紡ぎ出す、いま注目を集める実力派の書き手です。人間の内面にある複雑な感情や、日常に潜む非日常的な瞬間を鮮やかに切り取る作風が特徴であり、細部までこだわり抜いた丁寧なプロットで多くの読者の心を捉えて離さない魅力を放っています。
麻根 重次
あさね じゅうじ進化生物学の研究に打ち込んだユニークな経歴を持ち、魅力的な謎とそれを理論的に解明する本格ミステリの本質を融合させた緻密なストーリーテリングが光る。市職員として勤務しながら執筆活動に励み、「赤の女王の殺人」で第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞して鮮烈なデビューを飾った注目の新進気鋭作家である。
芦沢 央
あしざわ よう人間の心の奥底にある闇や、日常に潜む不穏な歪みを鋭く切り取る心理サスペンスの名手として高い評価を受けています。『火のないところに煙は』や、日本推理作家協会賞を受賞した『夜の道標』など、緻密な構成と巧みな伏線回収で読者を恐怖と驚きの世界へと誘います。
芦辺 拓
あしべ たく時空や虚実の壁を軽やかに飛び越え、読者を深い謎の迷宮へと誘う本格ミステリの名手です。「日本一地味な探偵」が活躍する森江春策シリーズなど知的なユーモアに満ちた作品群で知られ、長編『大鞠家殺人事件』では第75回日本推理作家協会賞を受賞するなど、日本のミステリ界を牽引し続けています。
飛鳥部 勝則
あすかべ かつのり美術教師としての顔も持ち、絵画や図像学といった芸術の深い造詣を本格ミステリに見事に融合させる異色の推理作家です。新潟大学大学院を修了後、高校の美術教師を務めながら執筆した『殉教カテリナ車輪』で第9回鮎川哲也賞を受賞し、独自の鮮烈な作家デビューを果たしました。その後も幻想的な雰囲気を纏う怪奇色の強い本格ミステリや、緻密な美術的トリックを用いた多彩な作品を発表し、唯一無二の世界観で熱狂的な読者を獲得しています。
阿津川 辰海
あつかわ たつみ伝統的な本格ミステリの構造をリスペクトしつつ、現代的なテーマと強烈なインパクトを持つ特殊設定を掛け合わせる俊英です。気鋭の論理展開が光る『透明人間は密室に潜む』や『紅蓮館の殺人』など、一筋縄ではいかない鮮やかな謎解きでミステリファンの心を掴んで離しません。
阿部 暁子
あべ あきこ人の心の機微や日常の小さな謎を丁寧にすくい上げ、胸に染み入る温かな物語を紡ぎ出す注目の小説家です。第22回本屋大賞を受賞した『カフネ』や『鎌倉香房メモリーズ』シリーズなど、登場人物たちの感情の揺らぎをリアルかつ優しく描き出す作風で、多くの読者の心を深く揺さぶり、熱い支持を集めています。
雨井 湖音
あまい こおと日常の細やかな情景から生まれる微細な心理の揺らぎを独自の感性で丁寧にすくい取り、読者の心に深く染み入るような物語世界を構築している。静謐でありながらも確かな存在感を放つ作風は、現代のミステリや小説ファンの間で密かな注目を集めており、今後のさらなる創作活動の展開が心待ちにされている実力派の書き手である。
荒木 あかね
あらき あかね極限状態の人間の心理や社会の歪みをシャープな切れ味で描き出し、新たな本格ミステリの地平を切り拓く気鋭の作家です。史上最年少で江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作『此の世の果ての殺人』では、パニック状況を背景にした緻密な謎解きが高く評価され、これからのミステリ界を背負う存在として熱い注目を集めています。
有栖川 有栖
ありすがわ ありすユーモアと郷愁を交えた独自の関西的空気感のなかで、本格ミステリの王道を行くロジカルな謎解きを展開する巨匠です。「学生アリス」シリーズなどを手掛け、名作『双頭の悪魔』をはじめとする緻密に構築された本格推理で、長年にわたり日本のミステリーシーンの第一線を走り続けています。
五十嵐 律人
いがらし りつと現役の弁護士という異色のキャリアを活かし、現代の法制度が孕むリアルな葛藤と極上のミステリを融合させる新世代の作家です。法科大学院での模擬裁判をスリリングに描いて第62回メフィスト賞を受賞した『法廷遊戯』をはじめ、法律の奥深い魅力を問いかける知的で緊迫感に満ちた作品で多くの読者を魅了しています。
池井戸 潤
いけいど じゅん理不尽な組織や逆境に立ち向かう人々の熱いドラマを描き、日本中に圧倒的な活力を与え続けるエンターテインメントの旗手です。元銀行員という異色の経歴を活かした緊密な構成が光り、第44回江戸川乱歩賞を受賞した『果つる底なき』をはじめ、第145回直木賞に輝いた『下町ロケット』など、働く者の誇りを刻む数々の傑作を世に送り出しています。
伊坂 幸太郎
いさか こうたろう軽妙な会話劇と巧緻に張り巡らされた伏線が美しく回収される、唯一無二のエンターテインメント世界を構築し続ける小説家です。第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した『オーデュボンの祈り』でデビューを果たし、本屋大賞を受賞した『ゴールデンスランバー』など、国内外問わず多くの読者を驚かせ熱狂させる作品を送り出し続けています。
石川 智健
いしかわ ともたけ経済学や暴力団社会などダークでリアリティ溢れるテーマを緻密に描き出す、社会派エンターテインメントの旗手です。東洋大学文学部を卒業後、会社勤めのかたわら執筆活動を続け、第2回ゴールデン・エレファント賞大賞を受賞した『グレイメン』で小説家として華々しくデビューを果たしました。その後も『エウレカの確率』シリーズや『60 誤判対策室』など、専門知識を駆使した緊迫感あふれる良質なミステリを次々と世に送り出しています。
市川 憂人
いちかわ ゆうと新本格ミステリの系譜を継ぐ、鮮烈な謎解きと構築美が光る本格派ミステリ作家です。孤絶した極限状況を舞台にした『ジェリーフィッシュは凍らない』で鮎川哲也賞を受賞し、鮮やかなロジックで多くの謎解きファンの心を掴んでいます。
一穂 ミチ
いちほ みち登場人物たちの抱く感情や信念を決して否定せず、それぞれの生きざまを温かく描き出す人間描写が深い共感を呼んでいる。関西発のボーイズラブ小説で確固たる地位を築いた後、一般文芸へも活動の幅を広げ、『スモールワールズ』で第9回静岡書店大賞を受賞するなど、文学界の第一線で圧倒的な支持を集めている。
逸木 裕
いつき ゆう先端技術や現代的なガジェットを巧みにミステリの構造に組み込み、独自の知的興奮をもたらす気鋭の推理作家です。ウェブエンジニアとしての顔も持ち、横溝正史ミステリ大賞を受賞した『虹を待つ彼女』や、本格ミステリ大賞に輝いた『彼女が探偵でなければ』など、現代社会の輪郭を鋭く切り取る緻密な謎解きが高く評価されています。
衣刀 信吾
いとう しんご長年にわたり弁護士や日弁連副会長として法曹界の要職を歴任し、社会の第一線で培ったリアリティあふれる知見を背景に鮮烈なミステリを生み出している。コロナ禍を機に独学で執筆を始め、応募総数205作の中から選考委員の満場一致で第28回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した『午前零時の評議室』で大きな話題を集めた。
井上 先斗
いのうえ さきとグラフィティという異色の題材を鮮烈に描き出し、新たな犯罪小説の地平を切り拓いた実力派です。デビュー作『イッツ・ダ・ボム』で第31回松本清張賞を受賞し、選考委員からも「圧倒的」と絶賛されるなど、現代社会の切実な光と影をすくい取る鋭い筆致で今後の作品が強く期待されています。
井上 真偽
いのうえ まぎ数理論理学という知的なギミックを主軸に据えながらも、純粋なエンターテインメントとしての面白さを追求する気鋭の推理作家です。初めから論理の枠組みで読者を挑発する作風は、第16回本格ミステリ大賞の候補となった『その可能性はすでに考えた』などに色濃く反映されており、新しい謎解きの快感を求めるミステリファンの心を掴んで離しません。
伊吹 亜門
いぶき あもん歴史の深淵に隠された謎を鮮やかな推理で解き明かす、歴史ミステリの新旗手。同志社大学ミステリ研究会出身の確かな構成力を武器に、『刀と傘 明治京洛推理帖』で本格ミステリ大賞を受賞し、明治・京都という独自の舞台設定と本格的な謎解きの融合で高い評価を受けています。
今村 昌弘
いまむら まさひろ圧倒的な着想力と驚愕のトリックで現代ミステリ界に旋風を巻き起こしている新世代の旗手です。デビュー作にして各ミステリランキングの1位を総なめにした『屍人荘の殺人』をはじめ、常識を覆す設定と本格推理を融合させたエンターテインメント作品で多くの読者を虜にしています。
上田 早夕里
うえだ さゆり壮大なスケールと緻密な科学描写で魅了する、日本を代表するSF作家です。海洋生態系をテーマにした『華竜の宮』で日本SF大賞を受賞するなど、人類と自然の対峙を描く深遠な物語世界で多くのファンを虜にしています。
江戸川 乱歩
えどがわ らんぽ日本における本格的な探偵小説の扉を開き、独自の怪奇と幻想の世界で読者を圧倒し続けたモダンな巨匠です。『屋根裏の散歩者』などの先駆的な傑作を残しただけでなく、その名を冠した新人賞の創設など、後進の育成にも多大な足跡を刻み、今なお日本のミステリ文化の礎として輝きを放ち続けています。
榎本 憲男
えのもと のりお映画監督や脚本家としての多彩なキャリアを活かし、映像的なスピード感と深い人間洞察に満ちたサスペンスを描き出す小説家。劇的な場面転写とリアルな心理描写を武器に、人間の業や社会の暗部を鋭くえぐり出す独自のエンターテインメント作品を世に問い続けています。
大倉 崇裕
おおくら たかひろ映像的な描写と軽妙な語り口で多くの読者を惹きつける、エンターテインメント性あふれる作風が魅力です。警察雑誌の編集者だったユニークな前歴を活かし、『白戸修の事件簿』や『三人目の幽霊』など、地に足のついた臨場感あふれるミステリを数多く世に送り出しています。
大沢 在昌
おおさわ ありまさ日本のハードボイルド小説界を牽引し、圧倒的なリアリティと哀愁漂う世界観で多くのファンを魅了し続ける作家です。『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞して頭角を現して以来、人間の業や孤独を鋭く描き出す骨太なエンターテインメント作品を数多く世に送り出し、第一線で活躍し続けています。
大島 清昭
おおしま きよあき民俗学や妖怪への深い造詣をベースに、現実に潜む異界の気配や神秘的な謎をミステリの枠組みへと昇華させる独自のスタイルを持つ小説家です。長年の妖怪研究や『現代幽霊論』といった論考の執筆を経て物語の世界へと踏み出し、ホラーや本格ミステリの系譜を受け継ぎながら、豊かな学際的発想に基づいた独特の怪異譚を紡ぎ出しています。
太田 愛
おおた あい現代社会の歪みや人間の内面を鋭く抉り出す、圧倒的なリアリティを持ったクライムサスペンスの名手です。戦時中の言論統制と現代の危機感を重ね合わせた『天上の葦』など、深い洞察力に裏打ちされた重厚な物語で高く評価されています。
大山 誠一郎
おおやま せいいちろう緻密な論理と鮮やかなロジックで読者を魅了する本格ミステリの名手。読者の意表を突く巧みな構成力が光り、『密室蒐集家』で本格ミステリ大賞を受賞するなど高く評価されています。日常の謎から特殊設定まで、知的興奮に満ちた上質な謎解き世界を構築し続けています。
岡崎 琢磨
おかざき たくま日常のささやかな謎と胸を打つ人間ドラマを、温かくも鮮やかな筆致で融合させる人気のミステリ作家です。大ヒット作となった『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』では、京都の珈琲店を舞台にした心地よい謎解きと鮮やかな伏線回収で多くの読者を魅了し、第1回京都本大賞を受賞するなど確固たる地位を築いています。
小川 哲
おがわ さとし理系から文転という異色の経歴を持ち、圧倒的な知性と緻密なリサーチに裏打ちされた、SFとミステリの境界を軽やかに越える知的な物語世界を構築している。『ユートロニカのこちら側』で華々しくデビューを飾った後、カンボジア現代史を絡めた『ゲームの王国』で数々の文学賞を受賞し、さらに『地図と拳』で直木賞に輝くなど、現代の文壇で最も注目を集める旗手の一人である。
荻堂 顕
おぎどう あきらハードボイルドとサイエンス・フィクションの境界を軽やかに往来し、現代社会の歪みを鋭く切り取る気鋭の小説家。新宿歌舞伎町を舞台にしたデビュー作『擬傷の鳥はつかまらない』で新潮ミステリー大賞を受賞し、その後も『不夜島』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、高い筆力で注目を集めています。
奥泉 光
おくいずみ ひかる重層的な物語構造と虚実のあわいを巧みに揺さぶる実験的な作風で文学界に独自の地位を築く作家です。夏目漱石の文体模倣に挑んだ『「吾輩は猫である」殺人事件』や芥川賞を受賞した『石の来歴』など、知的な遊び心と深い人間洞察に満ちた作品で多くの熱心な読者を魅了し続けています。
奥田 英朗
おくだ ひでお現代社会に生きる人々の滑稽さや悲哀を温かいユーモアと鋭い人間観察眼で描き出す、日本を代表する人気小説家です。破天荒な精神科医を描いた『空中ブランコ』で第131回直木賞を受賞し、『最悪』や『邪魔』といった圧倒的なリアリティを持つ傑作ミステリも手掛けるなど、多彩な作風で幅広い世代の読者を魅了し続けています。
織守 きょうや
おりがみ きょうや現役弁護士としての豊かな法曹経験や独自の視点を活かした、人間の心理の深層に迫るサスペンスフルな物語構築で高い評価を得ている。第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した〈記憶屋〉シリーズが累計50万部を超える大ヒットを記録したほか、『花束は毒』で第5回未来屋小説大賞に輝くなど実力派として知られる。
恩田 陸
おんだ りくホラーやSFといった多彩なジャンルの枠を軽やかに飛び越え、郷愁を誘う瑞々しい情景描写で読者を独特の世界へと誘う小説家です。女子高校生たちのリアルな心理と緊迫感を紡いだ『夜のピクニック』で本屋大賞に輝き、のちに直木賞を受賞した『蜜蜂と遠雷』など、記憶に深く刻まれる数々の傑作を生み出し続けています。
か行
笠井 潔
かさい きよし日本の本格ミステリシーンに多大な影響を与え続け、思想的な深みを持つ重厚な推理小説を築き上げてきた重鎮作家です。『バイバイ,エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞して華々しくデビューし、優れた評論活動や後進の育成を通じて現代ミステリの発展に大きく貢献し続けています。
霞 流一
かすみ りゅういち全編にアクの強いギャグや衒学的な要素を散りばめつつ、消去法による緻密で論理的な推理の組み立てに徹底的なこだわりを持つ「バカミス」の第一人者である。人間の業や残酷性をユーモアと独特の世界観で包み込んだ作風で知られ、『おなじ墓のムジナ』でのデビュー以降、日本の推理小説界に強烈な足跡を残し続けている。
加藤 シゲアキ
かとう しげあきアイドルとしての華やかな活動と並行し、人間の内面にある葛藤や闇を深く抉り出す鋭い筆致で文壇からも高く評価される小説家。デビュー作『ピンクとグレー』で鮮烈な小説家デビューを果たして以降、現代の都市や芸能界をリアルに描き出す独自の物語世界を構築し続けています。
加納 朋子
かのう ともこ血生臭い事件を扱わず、日常のなかに潜むささやかな謎を鮮やかに解き明かす作風が特徴の推理作家です。第3回鮎川哲也賞に輝いたデビュー作『ななつのこ』をはじめ、温かい読後感と本格ミステリの趣向を融合させた優しい物語で多くのファンに愛されています。
香納 諒一
かのう りょういち人間の孤独や暗部に鋭く切り込むハードボイルドからサスペンスまで、重厚な筆致で描く実力派の小説家です。第13回小説推理新人賞を受賞した『ハミングで二番まで』でデビューを果たし、第52回日本推理作家協会賞を受賞した『幻の女』など、緊迫感あふれる社会派ミステリを手がけています。
上條 一輝
かみじょう かずきネットメディアでの執筆活動を経て新境地を開拓し、現代の恐怖とミステリを巧みに融合させた新世代のホラー・ミステリ作家です。早稲田大学卒業後に会社員として働きながら、人気Webメディア「オモコロ」のライターとしても活動を続けてきました。澤村伊智が選考委員を務めた創元ホラー長編賞を初の長編執筆となる「パラ・サイコ」で受賞し、『深淵のテレパス』として作家デビューを果たすと、続く『ポルターガイストの囚人』と共に各種ランキングを席巻しています。
神永 学
かみなが まなぶ圧倒的なエンターテインメント性とスリリングな展開で読者を惹きつける人気作家です。霊能力を持つ青年が事件に挑む『心霊探偵八雲』シリーズは累計発行部数が700万部を超える大ヒットを記録し、メディアミックスでも広く支持されています。
覆面冠者
かめんかんじゃ正体を隠しながらも圧倒的な筆力で読者を魅了し、細部まで計算し尽くされたプロットと意表を突くトリックで本格ミステリ界に新風を巻き起こす謎の作家です。その重厚な作風と鮮やかな謎解きは、多くの熱狂的なミステリファンの間で常に高い評価を受けており、作品発表のたびに大きな驚きと深い読書体験を提供し続けています。
鴨崎 暖炉
かもさき だんろ日常のふとした謎から濃密な謎解きまでを巧みに構築し、現代のミステリシーンで静かなる注目を集める新進気鋭の作家です。代表作である『密室黄金時代の殺人』では、一風変わった状況設定と鮮やかなロジックの融合により多くの読者を驚かせました。論理的思考を刺激する緻密なプロットと軽妙な筆致が、鮮やかなサプライズを生み出します。
川上 未映子
かわかみ みえこ人間の身体感覚や現代社会の諸相を独自の言葉で鋭く切り取る、圧倒的な表現力を持つ小説家です。肉親の葛藤や生命の神秘を描いた『乳と卵』で芥川賞を受賞するなど、国内外の文学シーンで絶大な支持と高い評価を得ています。
川瀬 七緒
かわせ ななお服飾デザイナーとしてのユニークなキャリアを持ち、昆虫学やヴィンテージの世界など専門的な知識を掛け合わせた独自のリアリティあふれるミステリを描き出す作家です。江戸川乱歩賞を受賞した『よろずのことに気をつけよ』をはじめ、『法医昆虫学捜査官』シリーズでは、細部までこだわり抜いた描写と鮮やかな事件解決のプロセスで多くの熱心な読者を魅了し続けています。
貴志 祐介
きし ゆうすけ人間の心の奥底に潜む狂気や残酷な欲望を圧倒的なリアリティで描き出し、恐怖と驚愕の世界へ読者をいざなうエンターテインメントの旗手です。『十三番目の人格 ISOLA』で鮮烈なデビューを飾り、映画化もされた『黒い家』や、防犯探偵が活躍する『硝子のハンマー』など、ホラーから本格ミステリまで幅広いジャンルで人々を魅了し続けています。
北山 猛邦
きたやま たけくに物理トリックや不条理な設定を駆使した唯一無二の世界観で、新本格ミステリの旗手として鮮烈な印象を残し続ける推理作家です。『クロック城殺人事件』で第24回メフィスト賞を受賞してデビューを果たし、鮮やかな叙述や予測不能な展開で読者を驚愕させるエンターテインメントを次々と生み出しています。
木江 恭
きのえ きょう人間の心の機微や日常の謎を丁寧にすくい上げる、独自の筆致が光る気鋭のミステリ作家です。緻密に張り巡らされた伏線と意外性のある真相で読者を魅了し、今後の作品展開がますます注目を集める注目の書き手です。
京極 夏彦
きょうごく なつひこ圧倒的な知識量と緻密な論理構築で日本のミステリ界に巨大な足跡を残した鬼才です。鮮烈な衝撃を与えたデビュー作『姑獲鳥の夏』に始まる京極堂シリーズなど、妖怪と本格推理を融合させた唯一無二のエンターテインメント空間を作り上げ、国内外の多くの読者を深く魅了し続けています。
桐野 夏生
きりの なつお人間の業や現代社会の闇を容赦なくえぐり出す、日本ハードボイルド界を牽引する孤高の作家です。米国エドガー賞にノミネートされた『OUT』や、江戸川乱歩賞を受賞した『顔に降りかかる雨』など、圧倒的なリアリティと緊迫感に満ちたダークで力強い作品群で国内外の読者を魅了し続けています。
楠谷 佑
くすたに ゆう日常の些細な謎から重厚な事件まで、鮮やかなストーリーテリングで読者を物語の世界へと引き込む気鋭のミステリ作家です。高校在学中の小説投稿をきっかけに筆を執り、ミュージカル化も果たした『ルームメイトと謎解きを』をはじめ、『案山子の村の殺人』など本格的な謎解き要素を備えた魅力的な作品を次々と世に送り出しています。
古泉 迦十
こいずみ かじゅうイスラム世界やスーフィーといった類まれなモチーフを扱い、重厚かつ鮮烈な世界構築で日本の本格ミステリ界に大きな衝撃を与えた伝説の作家です。大学在学中から創作に打ち込み、イスラム世界を題材にした圧倒的な密室ミステリ『火蛾』で第17回メフィスト賞を受賞して華々しくデビューを果たしました。長年にわたり沈黙を守っていましたが、24年ぶりの新作となる『崑崙奴』を発表し、第78回日本推理作家協会賞を受賞するなど再び大きな注目を集めています。
小西 マサテル
こにし まさてるお笑いの世界や放送作家としての豊かなキャリアを背景に持つ、極上のエンターテインメントミステリ作家です。認知症の元大学教授が謎を解く『名探偵のままでいて』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、鮮烈なデビューを飾りました。
紺野 天龍
こんの てんりゅう現役の薬剤師という異色の経歴を持ち、医療の専門知識と緻密なロジックを掛け合わせた謎解きで注目を集める作家です。『神薙虚無最後の事件』などの本格ミステリに加え、人気シリーズとなった『幽世の薬剤師』など、趣向を凝らした多彩なジャンルで読者を楽しませています。
呉 勝浩
ご かつひろ圧倒的な熱量と疾走感あふれる筆致で、人間の業や社会の歪みをリアルかつ暴力的に描き出す気鋭の社会派作家です。綿密な取材に基づく緊迫感に満ちた『白い衝動』や、第73回日本推理作家協会賞を受賞した『スワン』など、胸を打つ骨太なドラマで多くの読者を圧倒し続けています。
さ行
櫻田 智也
さくらだ ともや理系出身ならではの緻密な着眼点と、自然や日常のなかに潜む奇妙な謎をすくい取る独特の叙情性が光る本格ミステリ作家です。日本推理作家協会賞を受賞した『蟬かえる』や、ミステリランキング3冠を達成した『失われた貌』など、鮮やかな伏線回収と繊細な筆致で高い評価を得ています。
桜庭 一樹
さくらば かずき圧倒的な筆力で人間の業や美しさを描き出し、幅広いジャンルで読者の心を揺さぶり続ける人気作家です。直木三十五賞を受賞した『私の男』をはじめ、日本推理作家協会賞を受賞した『赤朽葉家の伝説』など、鮮烈な印象を残す数々の傑作を通じて独自の物語世界を構築し続けています。
佐々木 譲
ささき じょう国内外の政治情勢や社会の暗部に鋭く切り込み、重厚かつリアリティに満ちた警察小説や冒険小説の金字塔を数多く打ち立ててきた日本のエンターテインメント界の重鎮である。『鉄騎兵、跳んだ』での華々しいデビュー以来、『エトロフ発緊急電』や直木賞を受賞した『廃墟に乞う』など、色褪せない傑作で時代を牽引し続けている。
佐藤 究
さとう きわむ圧倒的な筆力とダークな世界観で人間の業と暴力の連鎖を描き出し、現代日本文学界に強烈なインパクトを与え続ける小説家です。江戸川乱歩賞を受賞した『QJKJQ』や、大藪春彦賞・吉川英治文学新人賞に輝いた『Ank: a mirroring ape』を経て、直木賞と山本周五郎賞のダブル受賞を果たした『テスカトリポカ』など、類まれな重厚感を放つ傑作を次々と発表しています。
佐藤 正午
さとう しょうご洒脱なユーモアと乾いたダンディズムが漂う唯一無二の文体で、日本のエンターテインメント小説界を常にリードし続ける孤高の作家です。北海道大学を中退後、故郷の佐世保に戻って執筆した『永遠の1/2』ですばる文学賞を受賞し、鮮烈なデビューを果たしました。競輪を長年の趣味とし、それをモチーフにした作品も多数執筆するほか、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞、『月の満ち欠け』で直木賞を受賞するなど、高い文学性とエンタメ性を兼ね備えた名作を世に送り出し続けています。
塩田 武士
しおた たけし徹底したリアリティと綿密な取材に基づき、現代社会の闇や人間の尊厳を深く抉り出す社会派ミステリの旗手です。関西学院大学を卒業後、新聞社の将棋担当記者としての経験を活かして執筆した『盤上のアルファ』で、第5回小説現代長編新人賞を満場一致で受賞し華々しくデビューしました。グリコ・森永事件をモチーフにした『罪の声』で山田風太郎賞を受賞するなど、日本の事件の深層に鋭く切り込む圧倒的な構成力で多くの読者を惹きつけています。
潮谷 験
しおたに けん常識を覆す大胆なSF的ギミックと本格ミステリの精緻なロジックを組み合わせた、驚異のアイデアで読者を魅了する作家です。衝撃のサスペンス『スイッチ 悪意の実験』や、重厚な謎解きが絶賛された『伯爵と三つの棺』など、意表を突くプロットと鮮やかな真相解明で高い評価を得ています。
柴田 哲孝
しばた てつたか圧倒的な取材力と現地調査に基づき、フィクションとノンフィクションの境界を軽やかに越えて読者を圧倒的な冒険世界へ誘う作家。深い闇に迫る社会派ミステリの名手としても知られ、『下山事件 最後の証言』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、硬派な作風で異彩を放っています。
島田 荘司
しまだ そうじ日本の本格ミステリ界に革命をもたらし、論理的でありながら圧倒的なスケールを誇る不可能犯罪のトリックを生み出し続ける巨匠です。独自のこだわりが光る名探偵・御手洗潔が登場する『占星術殺人事件』は、イギリスの有力紙で世界の密室ミステリーベストに選ばれるなど、国内外のミステリファンの心を長年にわたり捉え続けています。
志水 辰夫
しみず たつお散文詩のように美しく叙情的な文体と、人間の孤独や哀切を骨太に描き出すハードボイルドな世界観で多くの熱狂的ファンを持つ小説家です。公務員やフリーライターを経て『飢えて狼』で鮮烈なデビューを果たし、日本冒険小説協会大賞を受賞してベストセラーとなった『行きずりの街』など、独自の文体美が光る作品群で高い評価を得ています。
白井 智之
しらい ともゆき倫理観を揺さぶるアンモラルな世界観と、論理的パズルを極限まで突き詰めた唯一無二の特殊設定で熱狂的な支持を集める推理作家です。圧倒的な衝撃を与えた『名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件』など、常識の枠を超えたドラスティックな謎解きと緻密なロジックで独自の境地を切り拓いています。
新川 帆立
しんかわ ほたて元弁護士で元プロ雀士という異色の経歴を持ち、圧倒的なリアリティとスピーディーな展開で現代ミステリ界を疾走する気鋭の作家です。東京大学法学部及び同法科大学院を卒業し法律事務所に勤務した後、企業内弁護士として働きながら小説の執筆に挑戦しました。第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞に輝いた『元彼の遺言状』で鮮烈なデビューを飾り、鋭いリーガル視点と斬新なトリックで多くのミステリファンを魅了し続けています。
新馬場 新
しんばんば あらた現代の日常に潜む違和感やユーモア、そして鮮烈なアイディアを巧みに掛け合わせる新進気鋭の小説家・SF作家です。第3回文芸社文庫NEO小説大賞の大賞を受賞した『月曜日が,死んだ。』でデビューを果たし、その後も『サマータイム・アイスバーグ』など多彩な設定の物語を生み出し、ジャンルの垣根を超えた斬新なエンターテインメントを提供しています。
杉井 光
すぎい ひかる現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを手がけ、優柔不断で内省的な少年を描く独自のキャラクター造形や語り口で多くの読者を惹きつけてやまない。一般文芸誌へ進出した『超越数トッカータ』や、20万部以上の大ヒットを記録した『世界でいちばん透きとおった物語』など、多才な筆致で多彩な作品を世に送り出している。
須藤 古都離
すどう ことり既存のジャンルの垣根を軽やかに飛び越える、驚異的な発想力と圧倒的な筆力で話題を集める新星です。満場一致でメフィスト賞を受賞し、世間の度肝を抜いた『ゴリラ裁判の日』など、知的好奇心を刺激する独創的で深い余韻を残す物語世界を構築しています。
砂川 文次
すなかわ ぶんじ自衛官や公務員としての異色のキャリアで培った圧倒的なリアリティを武器に、現代社会の緊迫感を切り取る俊英作家です。『市街戦』で文學界新人賞を受賞して文壇に登場し、のちに『ブラックボックス』で第166回芥川賞を受賞するなど、現代人の葛藤を鋭く抉り出す硬質な筆致で絶大な支持を得ています。
蝉谷 めぐ実
せみたに めぐみ江戸文化や歌舞伎の世界への深い造詣を活かし、人間模様の機微と怪奇性を鮮やかに融合させた時代ミステリで高い評価を得る小説家です。デビュー作『化け者心中』で第11回小説野性時代新人賞を受賞して以降、『おんなの女房』など次々と話題作を発表し、独自の歴史エンターテインメントの地平を切り拓いて読者を惹きつけています。
た行
高野 和明
たかの かずあき重厚な社会派テーマとエンターテインメント性を高次元で融合させる卓越したストーリーテラーです。死刑制度の是非を問いかけ多くの反響を呼んだ『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞し、読者の知的好奇心を刺激する作品を世に送り出し続けています。
月村 了衛
つきむら りょうえ圧倒的な密度と重厚なスケールで、警察小説や冒険小説の新たな地平を切り拓き続けるベテラン作家。機龍警察シリーズで日本SF大賞を受賞し、自衛隊の苦闘を描いた『土漠の花』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、社会のリアルとエンタメを融合させた傑作を生み出し続けています。
辻 真先
つじ まさきアニメ脚本の草分けとして活躍する傍ら、トラベル・ミステリから叙述トリックを駆使した実験的な本格作品まで膨大な傑作を送り出してきたベテラン作家です。日本推理作家協会賞を受賞した『アリスの国の殺人』や、ミステリーランキング三冠を達成した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』など、日本ミステリ界の重鎮として今なお第一線で輝き続けています。
な行
永井 紗耶子
ながい さやこ細やかな取材力と圧倒的な筆力で、江戸の人間模様や歴史の機微を現代によみがえらせる時代小説の名手です。第11回小学館文庫小説賞を受賞した『恋の手本となりにけり』をはじめ、直木賞を受賞した『木挽町のあだ討ち』など、人間が生きる悲喜こもごもを鮮やかに描き出し、幅広い読者層から深い共感と絶大な支持を集めています。
長浦 京
ながうら きょう圧倒的なスケールとスピード感あふれる描写でハードボイルドの新たな地平を切り拓く実力派作家です。大藪春彦賞を受賞した『リボルバー・リリー』など、過酷な運命に立ち向う登場人物たちの生き様を重厚に描き出し、現代のエンターテインメント小説界において絶大な支持を集めています。
長岡 弘樹
ながおか ひろき人間の心理の機微を鋭く捉えた短編の名手であり、読者の意表を突く鮮やかな結末で絶大な支持を得ています。警察学校の緊迫した空気感をリアルに描き出し、本屋大賞にも選ばれた『教場』シリーズや、日本推理作家協会賞を受賞した『傍聞き』など、映像的な傑作ミステリを多数発表しています。
永嶋 恵美
ながしま えみ人間の心理の綾や社会の暗部を鋭く抉り取る重厚なサスペンスから、親しみやすいシリーズものまで幅広く手掛ける実力派の小説家です。緊密なプロットが光る『檜垣澤家の炎上』や、第69回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「ババ抜き」など、巧みな人間描写で読者を深く引き込みます。
南海 遊
なんかい あそゔ緻密な構成と鮮やかな伏線回収で現代の本格ミステリファンを熱狂させている注目作家です。『永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした』などの意欲作で主要ミステリ・ランキングの上位に次々と名を連ね、重層的な世界観の中で展開される予測不能な謎解きによって多くの読者を魅了しています。
新名 智
にいな さとしミステリとホラーの境界を軽やかに飛び越え、得体の知れない恐怖と緻密な謎解きを融合させた独自の作風で注目を集める新進気鋭の作家です。『虚魚』で第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の大賞を受賞して華々しいデビューを飾り、人間の深層心理に迫る不気味で魅力的な物語で読者を釘付けにしています。
二礼 樹
にれ いつき圧倒的な筆力と既存の枠にとらわれない斬新な着眼点で、日本のミステリ界に新たな風を吹き込む新鋭作家です。新潮ミステリー大賞を受賞し、後に『リストランテ・ヴァンピーリ』として刊行された鮮烈なデビュー作をはじめ、読者の予想を軽々と超える独創的な物語を生み出しています。
野宮 有
のみや ゆうハードボイルドやクライムノベルの系譜を継ぎつつ、現代的なスピード感と切れ味鋭い文章で疾走感あふれる物語を生み出す注目の気鋭作家です。長崎大学経済学部を卒業後、企業に就職して営業や企画部門で文章表現を徹底的に磨き上げました。高校時代から執筆を続けていた長編小説をもとに、第25回電撃小説大賞で選考委員奨励賞を受賞した『マッド・バレット・アンダーグラウンド』で鮮烈な作家デビューを果たし、ライトノベルから一般文芸まで幅広いジャンルで活躍しています。
は行
羽生 飛鳥
はにゅう あすか歴史の深層に隠された謎を独自の視点で浮かび上がらせる、気鋭の歴史ミステリ作家です。第15回ミステリーズ!新人賞を受賞した『屍実盛』や、第4回細谷正充賞に輝いた連作短編集『蝶として死す 平家物語推理抄』など、史実とフィクションを巧みに織り交ぜた物語で読者を魅了しています。
早坂 吝
はやさか やぶさか常識を覆す奇抜な設定と鮮やかなロジックでミステリ界に衝撃を与えた新進気鋭の作家です。タイトル自体が謎となっている『○○○○○○○○殺人事件』でメフィスト賞を受賞し、性的な要素や特殊設定を巧みに取り入れた作風で熱狂的なファンを生んでいます。
東川 篤哉
ひがしがわ とくやクスリと笑えるユーモアと鮮やかなロジックを融合させた、独自の脱力系本格ミステリで絶大な支持を集める作家です。『密室の鍵貸します』で注目を集め、のちにシリーズ累計発行部数320万部を突破する大ヒットとなった『謎解きはディナーのあとで』など、エンタメ性あふれる作品を手がけています。
東野 圭吾
ひがしの けいご人間の複雑な心理と巧妙に張り巡らされたトリックを完璧に融合させ、日本中を熱狂の渦に巻き込んできた国民的ミステリ作家です。江戸川乱歩賞を受賞した『放課後』や、直木賞を受賞した『容疑者Xの献身』など、映像化も多数の圧倒的なエンターテインメント作品を世に送り出しました。
日野 瑛太郎
ひの えいたろう現代の労働環境や社会構造を鋭く観察し、そこで生きる人々の心理的葛藤を巧みなプロットで包み込む注目の小説家です。IT企業での勤務経験やブロガーとしての背景を持ち、足かけ5年の挑戦を経て史上初の4作連続最終候補となり、第70回江戸川乱歩賞を受賞した『フェイク・マッスル』で鮮烈なデビューを飾りました。
笛吹 太郎
ふえふき たろう日常のなかに潜む奇妙な謎をユーモアと独自の視点で軽妙に描き出し、本格ミステリファンの間で熱狂的な支持を集めている。早稲田大学在学中からミステリ創作に情熱を注ぎ、『コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎』で本格的なデビューを果たして以降、数々の優れた短編やアンソロジーで異彩を放っている。
伏尾 美紀
ふしお みき卓越した心理描写と重厚な社会派ミステリの構成力で、現代の暗部や歴史の謎を鮮やかに浮かび上がらせる実力派作家です。「北緯43度のコールドケース」で第67回江戸川乱歩賞を受賞してデビューし、のちに『百年の時効』で主要なミステリ賞や文学賞の三冠に輝くなど、今最も注目を集める存在です。
降田 天
ふるた てんふたりの作家が共同作業という独自のスタイルを貫き、細やかな心理描写と重層的なストーリーで読者を翻弄する本格派ミステリコンビです。宝島社の『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、小学生の通学路のリアルな記憶が息づく『女王はかえらない』をはじめ、日本推理作家協会賞を受賞した『偽りの春』など、緻密な構成が光る作品を世に問い続けています。
方丈 貴恵
ほうじょう きえ前代未聞の特殊設定と驚愕のロジックを融合させ、現代の本格ミステリ界に新風を巻き起こしている注目の推理作家です。時間移動のルールに挑んだ『時空旅行者の砂時計』や、島を舞台にした密室劇『孤島の来訪者』など、緻密に張り巡らされた伏線と予想外の結末で読者を圧倒しています。
ま行
真門 浩平
まかど こうへい理系ならではの緻密な論理と軽妙な筆致を融合させ、新たな謎解きの愉しさを提示する若手気鋭の作家です。「ルナティック・レトリーバー」で第19回ミステリーズ!新人賞を受賞して頭角を現し、鮮やかな叙述トリックが光る『ぼくらは回収しない』などの著作で多くのミステリファンの注目を集めています。
増田 俊也
ますだ としなり圧倒的な取材力と血の通った筆致でノンフィクションと小説の境界を軽やかに越え、人間の極限状態を描き出す硬派なストーリーテラーです。北海道大学で七帝柔道を経験した異色の経歴を持ち、新聞記者として長く報道現場に身を置いた後、第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『シャトゥーン ヒグマの森』でエンターテインメント小説界にデビューしました。大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』など、骨太なリアリティを追求する作風で知られています。
麻耶 雄嵩
まや ゆたか圧倒的な論理的構築性と、読者の予想を鮮やかに裏切る破天荒なトリックでカルト的な支持を誇る孤高の推理作家です。緻密な伏線と独自の死生観が織りなす『隻眼の少女』で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞のダブル受賞を果たし、一筋縄ではいかない強烈な知的スパイスに満ちたミステリ界の異端児として君臨しています。
水見 はがね
みずみ はがね独自の視点と瑞々しい感性で紡ぎ出されるストーリーテリングが、目の肥えたミステリファンの間で熱い注目を集めています。人間の複雑な心理模様を丁寧にすくい取り、予測不能な展開と鮮やかな結末で新しい読書体験を提供する注目の作家です。
道尾 秀介
みちお しゅうすけ人間の心理の綾や思わぬ真実を描き出す緻密な筆致で、幅広い世代の読者を魅了し続けている作家です。『カラスの親指』や第144回直木賞を受賞した『月と蟹』など、圧倒的なエンターテインメント性と深い人間描写を兼ね備えた数々の話題作を生み出しています。
三津田 信三
みつた しんぞう本格ミステリの緻密な謎解きと、土俗的で禍々しい怪異譚を高度に融合させた唯一無二の世界観を築き上げています。読者を圧倒的な恐怖と知的な興奮の渦に巻き込む『首無の如き祟るもの』や、本格ミステリ大賞を受賞した『水魑の如き沈むもの』などの名作を発表しています。
宮内 悠介
みやうち ゆうすけSFと純文学の垣根を軽やかに越え、人間の知性と想像力の限界に挑む作品世界を構築する小説家です。囲碁を題材にした短編で第1創元SF短編賞を受賞した『盤上の夜』をはじめ、各種の盤上ゲームや現代社会の諸相を独自の視点で描いた意欲作を多数発表しています。
森 晶麿
もり あきまろ「虚構家」を自称し、現実と幻想が入り交じる重層的な謎解きと鮮やかな知的遊戯で読者を魅了し続ける推理作家です。『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビューを果たし、芸術や哲学の香りをまとった洒脱なミステリ空間を作り上げています。
森 バジル
もり ばじるポップな感性と緻密な伏線回収が織りなす唯一無二のストーリーテリングで、若い世代を中心に絶大な支持を集める新進気鋭の作家です。九州大学を卒業後、福岡市で会社勤めをしながら新人賞への挑戦を重ね、第23回スニーカー大賞優秀賞を受賞したライトノベルでデビューを飾りました。その後は一般文芸にも進出し、第30回松本清張賞を受賞した『ノウイットオール あなただけが知っている』など、現代的なテーマと巧みな構成が光る傑作を次々と発表しています。
森見 登美彦
もりみ とみひこ独自のユーモアとノスタルジーが共存する唯一無二の文体で、熱狂的なファンを生み出し続ける京都出身の小説家。不条理でありながら愛嬌にあふれる青春群像劇を得意とし、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞するなど、現代日本文学において独特の存在感を放っています。
や行
薬丸 岳
やくまる がく人間の心の闇や現代社会の重いテーマを真正面から捉え、圧倒的なリアリティと緊迫感に満ちた社会派ミステリを紡ぎ出す名手です。少年法を扱ったデビュー作『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞し、その後も『Aではない君と』で吉川英治文学新人賞を受賞するなど、常に読者に深い問いを投げかけ続ける実力派として広く知られています。
柳川 一
やながわ はじめ人間関係の機微と緻密な謎解きを融合させた独自のミステリ世界を構築する実力派作家です。日常の裏に潜む狂気や鮮やかなトリックを描いた作品群は、多くの謎解きファンを唸らせており、現代のエンターテインメント小説界において確固たる地位を築いています。緻密なプロットと意外性あふれる結末で、読者を常に新しい推理の世界へ誘い続けています。
柳 広司
やなぎ こうじ歴史の裏側に隠された真実を鮮やかに炙り出す、重厚かつ知的な歴史・推理小説で多くのファンを魅了しています。吉川英治文学新人賞や日本推理作家協会賞を受賞した『ジョーカー・ゲーム』をはじめ、緻密な取材に裏打ちされたスリリングな諜報エンターテインメントを手がけています。
山口 未桜
やまぐち みお現役の消化器内科医という異色の経歴を活かし、医学的な知見と極上の謎解きが見事に融合した本格ミステリを紡ぎ出す作家です。「禁忌の子」で第34回鮎川哲也賞を受賞して鮮烈なデビューを飾り、人間の生と死に向き合う深い洞察力に満ちた緻密なストーリーテリングで多くの読者を圧倒しています。
山沢 晴雄
やまざわ はるお昭和のミステリ黄金期から長年にわたり独自の推理パズルや端正な短編を書き継ぎ、日本の本格ミステリの歴史を支え続けた伝説的な作家です。『宝石』誌への応募から長きを経て刊行された『離れた家 山沢晴雄傑作集』は各ミステリ・ランキングで上位を席巻し、その精緻に構築された密室トリックや知的な謎解きの魅力は今なお多くのファンの心を捉えて離しません。
結城 真一郎
ゆうき しんいちろう現代のSNS社会や日常に潜む身近な恐怖を、緻密かつ大胆な構成力で鮮やかな謎解きへと仕立て上げる新世代の推理作家です。新潮ミステリー大賞を受賞した『名もなき星の哀歌』で華々しくデビューし、平成生まれ初の日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編を含む『#真相をお話しします』など、読者の予想を軽やかに裏切る上質なエンターテインメントを提供しています。
夕木 春央
ゆうき はるお特殊な極限状況を設定し、人間の心理や行動の変容を鋭くあぶり出す鮮烈な作風で注目を集める推理作家です。メフィスト賞を受賞した『絞首商會』でデビューを果たし、週刊文春ミステリーベスト10などで1位を獲得した『方舟』など、謎を解くことが単なる手段ではなく生存の条件となる濃密なサスペンスを構築しています。
吉田 篤弘
よしだ あつひろ日常のなかのささやかな瞬間や奇妙な風景をユーモアと優しさに満ちた筆致で描き出し、独自の文学世界を構築している作家です。クラフト・エヴィング商會としての多彩なデザイン活動でも知られ、『つむじ風食堂の夜』などのファンタジックな小説を通じて、多くの読者の心を穏やかな温もりで満たしています。
米澤 穂信
よねざわ ほのぶ日常に潜む小さな謎を鮮やかに解き明かす巧みな筆致と、深い人間心理を描く叙情的な作風で絶大な支持を集める実力派作家です。青春の機微を描いた代表作『氷菓』をはじめ、卓越した構成力と独自のミステリ世界で読者を魅了し、数々のミステリーランキングで常に上位に名を連ねています。
詠坂 雄二
よみさか ゆうじ作品ごとに作風をガラリと変える変幻自在の語り口で、固定観念を揺さぶる本格ミステリを生み出し続ける異才です。『リロ・グラ・シスタ the little glass sister』で鮮烈な登場を果たして以来、『遠海事件』や『電氣人閒の虞』など、常に実験的かつ独自の趣向に満ちた物語で熱心なミステリファンの心を掴んで離しません。